0077話『旗艦、由良の出撃』
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撃力が落ちるけど、それでもしっかりできるんだから!
そして次の敵陣営も倒すことが出来てボスに挑もうとしている時だった。
「それじゃ夕立さん。もし敵に潜水艦がいましたら頼みますよ?」
「頑張るっぽい!」
妙高さんの指示で夕立がすぐに爆雷を投入できる準備をしていた。
だけど会敵してみると意外な事に潜水艦の姿は今回はなかった。
それで運がいいのか悪いのか夕立はすこし落ち込んでいた。
「少し消化不足になるかも…」
「ま、まぁそう言うなって! 後はあたし達がなんとかするからよ!」
落ち込み気味の夕立を摩耶さんがフォローしているのが目についた。
まぁ単純な編成の方がいいよね、ねっ!
私もそう言い聞かせながら戦闘開始していった。
戦艦タ級フラグシップが二体いるから少し手強いけどT字有利を引いていたのでなんとか敵の攻撃をやり過ごしていたんだけど、
「ぽいーっ!?」
「夕立っ!?」
そこで夕立がタ級の攻撃を受けてしまい大破してしまった。
「夕立は下がっていて! 後は由良たちがなんとかするから!」
「ごめんなさいっぽい…」
それで夕立は後ろへと下がっていった。
それじゃ夕立の仇をとらないとね。
「由良を怒らせたら怖いんだから!」
それで瞬く間に由良たちは深海棲艦を倒しきった。
夕立の大破があったけどそれ以外はほぼ無傷だったのでこれで任務は成功だよね。
それで提督さんにその旨を報告すると、
『わかった。夕立を守るように輪形陣を組みながら帰投してくれ』
「わかりました。それより提督さん、由良……強くなりましたか?」
『由良自身が強くなったと思ったんなら強くなったということだろう。今後も活躍を期待しているよ』
「はい! これからも頑張りますね!」
提督さんの言葉が嬉しかったので夕立を安全に護衛しながらも私は少し心が躍っていたのはここだけの秘密です。
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