0077話『旗艦、由良の出撃』
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いた。
「夕立、由良のために頑張るっぽい!」
「はい。秋月も頑張らせてもらいます!」
駆逐艦の二人も大変元気でよろしい。
「うちに任せておいてな。しっかり仕事はさせてもらうで」
「ああ。最近体が鈍っていたからちょうどいい肩慣らしになりそうだしな」
「もう……私も人の事はとやかく言えませんけど隼鷹さんは少しお酒を控えた方がいいですよ? ポーラさんみたいに飛鷹さんに禁酒を迫られても知りませんよ?」
「飛鷹が怖くて酒が止められたらすでに飲んでないね」
龍驤は一人奮起していて隼鷹と千歳に関してはお酒を飲む仲間として色々と会話をしていた。隼鷹はすでに開き直っているし……。
しかし、やっぱりポーラはザラに禁酒を迫られているのか……。
まぁあれだけ飲んでいれば仕方がない事だけど……。
「まぁそういうわけで頼んだぞ。みんな」
「「「了解」」」
それで六人はオリョール海域へと出撃していった。
そして何度か逸れるもののボスマスへとたどり着ければ後は殲滅するだけなのでオリョール任務はすぐに終わりをつげた。
そして南方海域への出撃だけど今度は龍驤と隼鷹を抜いて摩耶と妙高の二人を入れて編成した。
これは南方海域前面へのボスマス固定メンバーなのでちょうどよかったりする。
「提督ー。あたしに任せておきな」
「妙高にお任せください」
「うん」
「しっかし提督。南方海域のボスっていえば確率で敵編成に潜水艦がいるだろう? そこら辺の対策はどうするんだ?」
「一応夕立にソナーを一つ積んでもらって複縦陣の陣形で確実に倒してもらおうと考えている。潜水艦がいなければいないでめっけもんだからな」
「そっか。提督も考えていたんならあたしはもう口は出さないよ」
それで摩耶も満足そうに引き下がっていった。
「というわけで夕立。もし潜水艦がいたら頼んだぞ」
「任せてほしいっぽい!」
「よし。それじゃ出撃してくれ。健闘を祈るよ」
「「「了解」」」
それで今度は南方海域へと六人は出撃していった。
由良たちはそれで南方海域へとやってきていた。
私を旗艦に妙高さん、摩耶さん、夕立、秋月さん、千歳さんの編成だ。
「千歳さん、索敵お願いしますね!」
「任せて! ルートは固定できているんだから制空権は私に任せておいて」
それで千歳さんが艦載機を次々と発艦させていく。
そして敵深海棲艦と会敵した。
「みなさん! まずは単縦陣で第一群を殲滅します!」
「おう!」
「はい!」
「夕立、本気を見せるッぽい!」
「秋月、いきます!」
それで最初の敵深海棲艦を私の先制雷撃も役に立ったのか深い傷はあまり受けないで殲滅できた。
よし! これならいけるわね。
阿武隈と比べると攻
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