プロローグ 始まりの咆哮
始まりの咆哮V
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
とがあって心の整理も追いついていないでしょうが、これから話すことはあなたの中の常識を壊す事になります。心して聞いてください。・・・まず、第一にアリアさんは人間ではありません」
「じゃあアリアは魔族なのですか??」
「はい。フィリーリアス家は竜人の家系なのです。これについては後でカタヤ要撃騎士に訊いてください。フィリーリアス家は鍛治の技術を伝える一族でもありました。恐らくですがアリアさんも技術継承していたはずです。なんせフィリーリアスの最後の1人がアリアさんでしたから。アリアさんはここ最近のフィリーリアス家には珍しく竜の血がその体に濃く流れていました。割合的には3/4ほどでしょうか。その血に積み重ねられた固有蓄積時間あなたにその技術を本能的に理解させていないのかと思い、あなたの身柄をこうして移送しているのですが・・・なにか思い当たる事は?」
「すみません。今は、アリアのことで頭が一杯です」
「・・・そうですね。心の整理をする時間も必要でしょう。もうすぐアルディギアに着くみたいですから、ゆっくり考えてから後日また話してください。それとお名前を聞いていませんでした。教えてくださいますか?」
「織斑、一夏です」
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ