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ハイスクールD×D/EXTELLA
戦闘校舎のフェニックス
レーティングゲーム開始
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ら、爽やかな顔してちゃんとやってんだろうけど・・・小猫ちゃん、俺たちも行こうぜ」
肩を叩こうとしたら、さらりと避けられた。

 「・・・触れないでください」
蔑んだ声と顔で俺を睨む小猫ちゃん。
その反応は悲しいけど、あんな技を見たら女の子ならば警戒しちゃうよね。

 「ハハハ、大丈夫だよ。味方に使うわけないだろう」

 「・・・それでも最低な技です」

 「あらら、どうやら本格的にきらわれたような・・・待ってよ小猫ちゃん!」
追いかけようとした時。

 「!!」
小猫ちゃんが咄嗟に横に飛び出すと、さっきまでいた場所が爆発した!
何だ!? 敵の攻撃か!!
小猫ちゃんが上空へ視線を向けると、翼を広げ浮遊している人影があった。確かあいつはライザーの女王だったはず! いきなり最強の下僕登場かよ!

 「よく避けれたわね。一番隙だらけとなった時を狙ったのだけれど」
攻撃が外れたにも関わらず、微笑を浮かべる!

 「テメェ! 闇討ちとか卑怯だろ!! 正々堂々戦いやがれぇ!!」

 「うるさいボウヤね。戦いが始まったのなら卑怯も何もないわ。先にあなたを撃破しましょうか」
杖を向けられる! やられる!

 「あらあら。あなたのお相手は私がしますわ。ライザー・フェニック様の女王、ユーベルーナさん」
俺と小猫ちゃんを庇うように間に入る朱乃さん。

 「イッセー君、小猫ちゃん。ここは私に任せて先にお急ぎなさい。心配には及びませんわ。私が全身全霊を持って消し飛ばしますわ」
朱乃さんの体を金色のオーラが包み込む! 見てるだけで力強さを理解できる。朱乃さんの魔力。俺たちの最強の女王!

 「分かりました。頼みます! 行こう、小猫ちゃん」

 「はい。朱乃先輩・・・お願いします」
朱乃さんに告げると、俺と小猫ちゃんは駆け出し木場が待つ運動場へ向かう。

 「一度あなたと戦ってみたかったの。雷の巫女さん」

 「あらあら。それは光栄に存じますわ、爆弾王妃さん」
その後、後方で激しい爆音と雷鳴が鳴り響いた。
戦いは序盤から、中盤へと移っていこうとしていた。

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