戦闘校舎のフェニックス
レーティングゲーム開始
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丸みを帯びた少女たちの裸体が俺の眼前で露になる。
おおッ、三人とも発育がたりないけどこれはこれでOK!
嘲笑を浮かべながら俺は鼻血を噴出す。
「「「イ、イヤァァァァァァァァッ!」」」
響き渡る悲鳴。三人は大事なうずくまり大事な部分を隠そうとしている。
「アッハハハハ! どうだ見たか! 脳内で女の子の服を消し飛ばすイメージを永延と。そう永遠と妄想し続け、俺は持てる魔力の才能を全て女の子を裸にするために使い切ったんだ! これが俺の必殺技、洋服崩壊だ!」
「最低!」
「ケダモノ!」
「女の敵!」
涙目で俺を罵る。その言葉、甘んじて受け入れよう。
「・・・見損ないました」
「最っ低」
グササッ。小猫ちゃんと雪蘭の呟きが胸に刺さった・・・流石に効いたぜ。
その時、通信機に音が入る。
『小猫、イッセー。状況は?』
部長の声だ。小猫ちゃんにも届いている。
「部長。俺も小猫ちゃんも無事です! つーか、良い感じです!」
『それは結構。朱乃の準備が整ったわ。作戦通りにお願いね!』
部長のオーダーが入った! 俺は小猫ちゃんと視線で合図を送りあい、頷き敵に目もくれず体育館の中央口へ向かった。
「逃げる気! 重要拠点を捨てるつもりか!?」
そうさ。ここは重要拠点だ。旧校舎と新校舎をつなぐ場所。チェスでいうセンター。大切な拠点だ。俺もあんたたちも集まった! ここをゲットしようとするはず!
だからこそ意味がある! ここを囮にすることに!
中央口からでた。瞬間、一瞬の閃光。そして・・・。
-ドォォォォオオオオオオンッ!!-
轟音と共に巨大な雷の柱が体育館へ降り注いだ。
雷が止んだとき、目の前にあった体育館は根こそぎ消失していた。
「撃破」
朱乃さんの声だ。
振り返ると、ニコニコ顔の朱乃さんが翼を広げて宙ぬ浮いていた。右手を天にかざしている手からは、電気が走ってた。
『ライザー様の兵士三名、戦車一名、戦闘不能!』
審判役のグレイフィアさんの声がフィールド中に響く。
って今ので全員戦闘不能!? す、スッゲー!
「朱乃先輩の通り名は・・・雷の巫女。その名前と力は、知る人ぞ知る存在・・・だそうです」
「雷の巫女・・あんなんでお仕置きされたら確実に死ぬな」
絶対に朱乃さんは怒らせないようにしよう。
『まだ相手の方が数は上よ。朱乃が二撃目を放てるようになるまで、時間を要するわ。朱乃の魔力が回復しだい私たちも前に出るから。それまで各自、次の作戦に向けて行動を開始して』
「次は確か・・・」
「陸上競技のグラウンド付近で・・・裕斗先輩と合流。その場の敵を殲滅・・・です」
木場の奴、大丈夫か?
「ま。アイツのことだか
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