暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D/EXTELLA
戦闘校舎のフェニックス
合宿後半
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みたいなのが出来た。これが結界ってやつか。

 「さてと・・・術式起動、防御!」
叫ぶと、文様が強く光だして棟夜の体を光の膜みたいなのが覆った。アレで本当に大丈夫なのか?
一方、朱乃さんも準備か完了したようだ。

 「行きますわよ、棟夜君!!」

−ゴオォォォォォォォンッ!!−
朱乃さんの両手が強く光った瞬間、爆音を立てて巨大な雷が棟夜目がけて落ちた! 強い光に、俺は腕で目を守った。
暫くすると、目が慣れてきたので開けてみると、雷が落ちた結界内が焼け野原となっていた・・・マジで朱乃さんは怒らせないようにしよう。

 「ってそれよりも棟っ『俺なら大丈夫だよ』!!」
声のした方を向くと、平然としてる棟夜がいた。
身体を光の膜が覆っていたけど、少しして音もなく消えていった。
書かれている文様の一部の線が薄く消えかかっている。

 「これが術式による防御力だ。滅多に強い攻撃じゃないと決して敗れることはない。俺が保証する。約数分間は効果を発揮する」

 「術式を発動させるとき、魔力は必要なのかしら?」

 「文様が魔力源だから別に必要はない・・・このメンバーで一番魔力量が低い一誠でも安心して使えるから安心しろ」

 「大きなお世話だ!!」

 「それはスマン・・・それと。術式は一度に最高、四回まで重ねがけ発動させることが出来るが、文様の画数にも限りがあるから扱うには十分注意してくれ・・・俺からは以上かな」
話が終わり昼食後、午後から鬼稽古が始まった。
・・・ゲーム前に俺の体が持つか心配です。ワリとマジで。




棟夜side
深夜。不意に目を覚ました俺はベッドから起き上がる。横では一誠と木場がベッドで眠っていた。時間は深夜十二時前だ。
もう一度眠ろうとしたが意識がはっきりと覚醒してしまい眠れなかった。
部屋を出て別荘を出ると曇一つなく星空が見えた。少し歩き別荘の横にあるガゼボに向かい、柱に背中を預け空を見上げる。
ゲーム開始まで残り一週間。どこまで伸びるかな・・・。
目を瞑り風を浴びていると、近づいて来る気配を感じ目を向けると、分厚い本を持ったリアスだった。

 「起きていたの?」

 「目が冴えてな、リアスはどうしたんだ?」

 「ゲームに向けての作戦よ」
リアスは一つ離れた柱に背中を預け本を読み出す。

 「それ、戦術マニュアルみたいなものか」

 「ええ・・・でも、こんなマニュアル通りでは正直気休めにしかならないけど」

 「ライザー・・・相手がフェニックス、だからか」

 「そうね。聖獣フェニックス。流す涙はいかなる傷をも治し、その身に流れる血を飲めば不老不死を手に入れられると人間界の国々に伝説を残すほどだわ・・・でも、聖獣であるフェニックスにはもう一つの
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