暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1736話
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考えれば、デュオとヒルデの2人の時間を……と思っても不思議ではないだろう。
 デュオとヒルデはまだキスだけの関係らしいし、この辺で一気に進展して欲しいところだ。
 ……ああ、でもまだ15歳だと考えれば、少し早いのか?

「そんな訳で、デュオはここでヒルデと一緒に甘い時間を堪能してくれ」
『おい! いきなり何を言ってるんだよ! 何がどうしてそうなった!?』

 俺の通信に、デュオは顔を赤くして怒鳴る。
 さて、その顔が赤くなっている理由は、怒りか……それとも照れか?
 どちらにせよ、こちらとしてはそれなりに面白い事になりそうだから構わないのだが。

「最近ヒルデと一緒の時間を取れなかっただろ? デート……って訳じゃないけど、今くらいはゆっくりするといい。護衛という名目だけど、今の状況でピースミリオンに向かって攻撃をしてくるような奴はいないだろうし」

 戦闘力という意味ではバルジやリーブラに数段劣っているピースミリオンだが、レーダーとかのそっち系は決して能力が低い訳ではない。
 寧ろステルスを装備している関係上、勝っていると言ってもいいだろう。
 だからこそ、秘密裏に近付いてきて自爆攻撃とかをしようと考えても、その前にレーダーで見つかる可能性の方が高い。
 だからこそ、護衛という名目ではあっても実際には休憩と同じような意味となる。
 ……まぁ、本当にいざという時は行動しなければならないので、完全に休憩という意味ではないのだが。
 ましてや、いわゆる2時間の『御休憩』でもないのは、言うまでもない。
 そう告げると、デュオは再び顔を真っ赤にしながら叫ぶのだった。
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