ガンダムW
1735話
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う事は、つまりこちらが大威力のビーム攻撃をした場合、敵だけではなくコロニーの方にも被害が出るという事を意味している。
そうなれば、そういう風に布陣したのはトレーズ派のアハトであっても、最終的に攻められるのは俺達になってしまうだろう。
アハトも、何も考えずにこのような真似をした訳ではないという事の証明だった。
D-120コロニーを背後に置いて盾とする事で、シャドウミラーの中でも強力極まりないビーム兵器のツインバスターライフルとドーバーガンを封じ、尚且つ……
「っと」
ウイングバインダーを使い、機体を急激に移動させる。
すると一瞬前までウイングゼロのいた場所を、コロニーに設置されたビーム砲から放たれたビームが貫いていく。
にしても、ニーズヘッグに乗ったばかりなせいか、ウイングゼロの反応速度が鈍亀に感じられる。
やっぱり俺の反応速度や操縦技術についこられるのは、T-LINKフレームの機体でなければならないという事だろう。
ともあれ、コロニーを盾とすると同時に、ビーム砲で援護攻撃の要にもする。
中々によく考えられている戦術だと思うが……それでも、まだ甘い。
シャドウミラーは精鋭中の精鋭だ。
例え遠距離攻撃が出来なくても、MDやそれを操っている指揮官機程度であれば、倒すのは難しくはない。
ウイングバインダーで一気に距離を詰めると、こちらに向かってトーラスカノンを撃とうとしていたトーラスの顔面にシールドの先端を叩きつける。
コックピット部分を叩き潰され……そのまま振り払い、背後に爆発の光を感じながら近くにいる別の機体に向けてビームサーベルを引き抜き、攻撃を仕掛けるのだった。
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