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転生とらぶる
ガンダムW
1735話
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りも性能の高いMSはエピオンくらいしか思いつかない。
 そのエピオンにしても、ウイングゼロと同じくらいの性能であって、能力としては同等くらいだろう。

『ふーん。……まぁ、向こう側にとってはどっちが相手でも厄介だと思ってるだろうけどな』

 まぁ、MDを主戦力としている……いや、トレーズ派だというのを考えれば、有人機なのかもしれないが、どちらにせよ俺と敵対した相手が撃破されるのは変わらない。
 ……大穴として、実際にはD-120コロニーは占拠されてませんでしたという可能性も、全くないという事はないんだろうが……

『アクセル、そろそろ発進準備をしてちょうだい。D-120コロニーが占拠されているのなら、そろそろ何か行動を起こしてもおかしくない筈よ』
「了解。……話を聞いてたな? そんな訳で、全機出撃準備だ。敵がMSやMDを出して来たら、すぐにこっちからでも出撃するからな」
『D-120コロニーから、敵機の出撃を確認しました! それと、コロニーに設置されているビーム砲から攻撃……来ます!』

 まるで俺が喋るのを待っていたかのようなタイミングで、ピースミリオンのブリッジの通信オペレーターが叫ぶ。

「ちっ、随分と反応が早いな。全員聞いたな、MS隊、出撃するぞ!」

 このピースミリオンは、バリアの類がある訳でもなければ、ビームに対しても高い防御力を持ってるガンダニュウム合金製でもない。
 防御力という一点においては、その辺の宇宙船とそう大差はない。
 ピースミリオンの防御力を担っているのは、ステルス装置だ。
 攻撃を防ぐのではなく、そもそも敵に見つからずに攻撃を受けない事を重要視している。
 だからこそ、連合宇宙軍の本拠地に装備されているような威力のビーム砲をまともに受けてしまえば、その被害はかなり大きなものになるのは確実だった。
 向こうがもう撃ってきている以上、こっちもなるべく早く出撃して向こうのビーム砲を潰す必要がある。
 ……もう少し体裁を整えてから攻撃してくるかと思っていたんだが、まさかこうもあっさりと攻撃してくるとは思わなかったな。
 この性急さは……レディ・アンか?
 そんな疑問を抱きながら、ピースミリオンから発進した俺はウイングゼロの映像モニタに周囲の状況を映し出す。
 こうして見る限り、敵の数はそれ程多くはない。
 ……トーラスが殆どなのは、現在の最新のMSがトーラスだからだろう。
 あの中のどれ位がMDなのか、もしくは有人機なのか……その辺は少し気になるが、実際に戦闘になれば分かるだろう。

『全軍に告げる!』

 いざ戦闘開始というところで、オープンチャンネルにて通信が入る。
 そこに映し出されているのは、セプテム……ではなく、ノベンタ。

『私は連合軍総司令官、ノベンタ元
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