ハイスクールD×D 革新のリアン 1
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サーゼクスはそう思えたか。あの術式を書いた者がこれを書いたのだろう?何を思ったのか、興味が無いといえるのか?」
「それ、は、どういう?」
「この相関図のこの部分、一番記述が多い部分、これが悪魔を示す部分だが、よく見ると似たような部分があるだろう?」
「まさか、旧魔王派!?」
「だろうな。新しく記入されているのは此処が一番多い。どういう手段かは分からないが集中的に調べている。危機感を持っているとも言える。何を考えたか大体の意図は読み取れた。サーゼクスより政治センスがあるぞ。確かリアンと言ったか?」
「さすがに誰が書いたのか分かるか。そうだけど、リアンが何を見たのか分かるのかい?」
「少し考えれば分かるだろう?リアンは旧魔王派を排除された後のことを考えているのだろうな。現時点でも残っている旧家の2割強が旧魔王派だ。これら全てを排除して、それからの悪魔勢力の立て直し。そのための促成栽培用の術式。最悪、下克上まで考えてるんだろうな。そん時は下手な芝居でもして魔王の座を明け渡すさ。上手くやるだろうよ。やる気の無い奴らがやるより、能力が無い奴らがやるよりな」
現魔王、旧魔王派がやるよりもか。子供にすら心配されている、いや、頼りにならないと思われているか。情けなくて首を吊りたくなるよ。
「移動フェイズ、3、5、5、6、カウンターが一個進んで平地、森、森、森でリソースを3回復させて挑戦。戦闘で2成功が条件。共闘はする?」
「しますよ。よっと、3、3、3、4の1成功っと」
「よっ、1、4、6でクリティカル分が3の2成功。よって達成っと。経験値が1入って、お宝は寝込みを襲うっと、1点ダメージっと」
「順調ですね。私の番ですね。移動フェイズ6、6、6!?」
「ちょっ、バカ!!なんて目を出してやがる」
「仕方ないでしょう!!カウンターが3つ進んでアクションが2回。1回目、街が燃える。2回目、出目が最も低いキャラのリソースが0」
「マリータ、意地でもデカイ目を出せ。ソーナ、1を出せよ。ほっ、って2!?」
「リアン様がそんな調子でどうするんですか。4ですね」
「すみません、また6です」
「と言うわけで、オレの回復したばかりのリソースが全部失われるっと」
その後もゲームは続き、ソーナが使っていたグラディエーターが骨付き肉で体力が全快だったのにいきなり丸呑みで死んで、見事ドラゴンに全滅させられてしまった。
「あ〜、今日は駄目だな。まあ、こんな日もあるか」
「ゲーム自体の完成度も高くて面白いのですが、リアルすぎてドラゴンに勝てませんね」
「試遊会のメンバーでもドラゴンを狩ったことがある奴が一人もいな
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