暁 〜小説投稿サイト〜
ユキアンのネタ倉庫 ハイスクールD×D
ハイスクールD×D 革新のリアン 1
[6/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
サーゼクスはそう思えたか。あの術式を書いた者がこれを書いたのだろう?何を思ったのか、興味が無いといえるのか?」

「それ、は、どういう?」

「この相関図のこの部分、一番記述が多い部分、これが悪魔を示す部分だが、よく見ると似たような部分があるだろう?」

「まさか、旧魔王派!?」

「だろうな。新しく記入されているのは此処が一番多い。どういう手段かは分からないが集中的に調べている。危機感を持っているとも言える。何を考えたか大体の意図は読み取れた。サーゼクスより政治センスがあるぞ。確かリアンと言ったか?」

「さすがに誰が書いたのか分かるか。そうだけど、リアンが何を見たのか分かるのかい?」

「少し考えれば分かるだろう?リアンは旧魔王派を排除された後のことを考えているのだろうな。現時点でも残っている旧家の2割強が旧魔王派だ。これら全てを排除して、それからの悪魔勢力の立て直し。そのための促成栽培用の術式。最悪、下克上まで考えてるんだろうな。そん時は下手な芝居でもして魔王の座を明け渡すさ。上手くやるだろうよ。やる気の無い奴らがやるより、能力が無い奴らがやるよりな」

現魔王(やる気の無い奴ら)旧魔王派(能力が無い奴ら)がやるよりもか。子供にすら心配されている、いや、頼りにならないと思われているか。情けなくて首を吊りたくなるよ。








「移動フェイズ、3、5、5、6、カウンターが一個進んで平地、森、森、森でリソースを3回復させて挑戦。戦闘で2成功が条件。共闘はする?」

「しますよ。よっと、3、3、3、4の1成功っと」

「よっ、1、4、6でクリティカル分が3の2成功。よって達成っと。経験値が1入って、お宝は寝込みを襲うっと、1点ダメージっと」

「順調ですね。私の番ですね。移動フェイズ6、6、6!?」

「ちょっ、バカ!!なんて目を出してやがる」

「仕方ないでしょう!!カウンターが3つ進んでアクションが2回。1回目、街が燃える。2回目、出目が最も低いキャラのリソースが0」

「マリータ、意地でもデカイ目を出せ。ソーナ、1を出せよ。ほっ、って2!?」

「リアン様がそんな調子でどうするんですか。4ですね」

「すみません、また6です」

「と言うわけで、オレの回復したばかりのリソースが全部失われるっと」

その後もゲームは続き、ソーナが使っていたグラディエーターが骨付き肉で体力が全快だったのにいきなり丸呑みで死んで、見事ドラゴンに全滅させられてしまった。

「あ〜、今日は駄目だな。まあ、こんな日もあるか」

「ゲーム自体の完成度も高くて面白いのですが、リアルすぎてドラゴンに勝てませんね」

「試遊会のメンバーでもドラゴンを狩ったことがある奴が一人もいな
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ