Operation 02-発令、ファーバンティ解放作戦-
放たれた矢
Mission13「スコシノアイダノ、スキ」
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
た結果を言った。
「今日はいいことがあるぞ〜。人間関係で。因みに照月」
「ちょっと待って…///」
途端に照月が思いっきり頬を赤く染めて部屋を出て行った。
「あーこれはいいよかんがするなー。次、響少佐」
「少佐は付けなくていいよ」
「じゃあ響」
それでいいと無言でうなずくと、カードを引いて結果を言った。
「お〜、これはこれは…すごいぞ、今日、少し思いを寄せている人と二人っきりだって!」
この言葉を聞いてあんぐりしたのは他の誰でもなく、なぜか照月の船体に戻ってきたセレンであった。
「うらやましいぞ…お前」
「賛否両論…」
まあそれは仕方ない、とエイラが言ってたので仕方ない。
(セレン…お前乙女感情でもあるのか?)
よくわからん感情に振り回されずその後サーニャが介入した3人のウィッチとの会話は楽しかった。けど…
タロット占いは、運命すら容易く引き当ててしまった。
ウィッチとの会話が自然に終わると3人は基地へ行くと、結局照月と二人っきりになる時間が出来てしまった。
「恥ずかしいものは恥ずかしいんです…///」
照月がまだ頬を赤く染めていたが隣に座る。いくらなんでも恥ずかしくなりすぎじゃない?とうすうす思ってしまうが気にしない。
好きになることは別にいいとは思う。ただ、自分にはわからない感情がまだあるのだからこそなのかは知らない。
ただ一つ言えることは、好きな人が頑張ってくれていたからこそ今が乗り越えられることもある。そして、その人が自分の近くにいてくれるからこそ頑張れることもある。
それが今出せる答えなのかもしれないが、成就することは何れある。
その答えの鍵を持つ人が、今、隣居てくれるのであれば。
「…眠くなってきちゃった」
照月は自分の肩に頭をのせてる。寝そうになっているからこそなにも言葉をかけなかったが、自分から肩を寄せてあげていた。
(自分にも、好きっていう感情があるんだ)
自分の気持ちに気付いた自分は、とりあえず照月が起きるまでそのままにしておいた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ