暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
2部 P・T事件
1章 魔法少女登場
なのは魔法少女になる
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のはが掲げて持っている宝石から光が立ち昇る。
「なんて、魔力だ……」
「ふえ〜!? どうすればいいのっ!?」
「落ち着いてイメージしてっ!君の魔法を制御する、魔法の杖の姿を!
そして、君の身を守る強い衣服の姿を!」
「そ、そんな、急に言われても……えっと……えっと」
「とりあえずこれで!」
すると、なのはが次に目を開けたら
イメージしていた衣服を着ており、
手には自分がイメージした杖が握られていた。
「成功だ!」
「え? え!? 嘘!?
ほんとにいろいろ変わってる!?」
なのはは状況を飲み込めずに目を丸くしておろおろしていた。
あの宝玉
どこかで見たことあると思ったらレイジングハートだ
登場シーンまで違うのかよ
これはとらハの舞台だけど完全なパラレルワールドってわけか
俺の知識は全く役に立たないな
これで納得した
士郎さんが生きていたり、とらハより一才年が上がっていたり、
アリサが幽霊じゃ無かったり完全に合点が言った
ここは別世界だということを
俺がそう確信したときに壁に埋まっていた黒い獣がその恐ろしい赤い目をなのはの方に向けていた。
なのはは恐怖を感じ取りあとづさりをしていた。
黒い獣はなのはに向かって突進してくる。
「きゃ!」
なのはは目を瞑り、来るべき衝撃に身を硬くする。
いつまでたってもなのはにその衝撃はやってこない。
「おまたせなのはこの獣凄い力ね。
おかげさまで今日新調したマントとブーツが壊れた」
なのはが目を開けると、そこには上半身シルクのシャツで身を包み
下半身は赤いショートのスカート
そして壊れたマントが新調になって白のマントを着た人がいた。
その女の子は右手を黒い魔物の方に突き出しており、黒い獣が何か壁のようなものに遮られるように、
動きを止めていた。
なのはの口から自然と声が漏れる。
「ふへぇ!!!」
なのははまるで何でいるのと
いうような間抜けな顔をしてこちらを見ていた。
「綾ちゃんなにその格好!?っていうかなんでいるの」
「格好についてはなのはも一緒。
なのはは意外と余裕だったかな詳しい話は後で」
ちっ!!ぶっ倒していいのだろうか
取りあえず聞いてみるか
「おい、そこの元凶フェレット」
「は、はいっ!?」
返事をする。
「この獣ぶち殺していいのか」
「い、いえ、封印をしなければいけません」
「どうするの」
「は、はいこの女の子にやってもらいますので」
「お前は?」
「今の僕にはそこまで回復していなくて・・・・」
「ちっなのは気をつけてね」
「うん。綾ちゃん任せて」
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