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提督はBarにいる。
肉+夏野菜で夏を乗り切れ!・その3
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等分にした肉だねを挟み、天ぷら衣に潜らせる。フライパンに1cm位の深さで油を張って熱し、中温まで温まったらゴーヤをIN。様子を見ながら引っくり返しつつ、3〜4分も揚げれば火が通るハズだ。

 油からあげてしっかりと油を切り、器に盛れば完成。お好みでポン酢か塩を付けて食べる。個人的にはカレー塩がオススメかな。




「さぁ出来た、特製『ゴーヤの挟み揚げ』だよ」

 ゴーヤのワタを残して揚げる天ぷらは以前作った事があったが、今回は肉を挟んだ挟み揚げ。肉だねから染み出した肉汁を吸ったワタが、何とも言えずいい味に仕上がっている。サクリ、と軽い衣にかぶりつくと、中から肉汁とゴーヤのジュースが溢れ出して来る。足柄は俺がオススメのカレー塩、彼氏君はポン酢をチョイスしたようだ。

「ん〜♪カレー粉がゴーヤの苦味を引き立ててるわぁ」

「ポン酢もサッパリしてて美味しいですよ」

 うんうん、中々好評。俺も味見に一口……うん、わざと種を残したが、意外といいアクセントになってるな。まぁ、中には固くてとても食べられない種とかもあるから、出来るだけ取り除いた方が食べやすいけどな。




「あ、提督閣下。次はナスを使った料理をお願いしても良いですか?」

「ナス?好きなのか」

「えぇ、あの火を通してトロトロになった奴とか最高じゃないですか!」

「解った、作ってやる。ただ、閣下は止めろ」

 どっかの10万歳超えた相撲好きの悪魔みたいじゃないか。




《まるで鰻!?ナスと豚肉の蒲焼き丼》※分量2人前

・茄子:3〜4本

・豚薄切り肉(バラでもロースでも):6枚

・醤油:大さじ1.5

・めんつゆ:大さじ1.5

・酒:大さじ1

・みりん:大さじ3

・砂糖:大さじ2

・ご飯:適量

・山椒、きざみのり等:お好みで




 さて、作っていこう。まずは鰻の代わりになる茄子の下拵えから。ヘタを取り、皮を全て剥いたら1つずつラップで包んで600wの電子レンジで3分加熱。加熱出来たら包丁を真ん中より少し深めに入れて、側面にも切れ目を入れて平たくなるように茄子を開く。

 フライパンに油を引いて熱し、開いた側を下にして茄子を焼いていく。しっかりと焼き目がつくまで焼いた方が美味いぞ。こんがりと焼き目が付いたら裏返し、食べやすい大きさに切った豚肉を入れて一緒に焼いていく。豚肉にも火が通ったら、醤油、めんつゆ、酒、みりん、砂糖を加えて味付けし、煮詰めて絡めていく。

 ご飯を丼によそい、お好みできざみのりを散らす。そこに豚肉と茄子を盛り付け、仕上げに山椒を振れば完成。山椒もお好みだが、振った方が鰻の蒲焼きに似てくるぞ。
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