暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1732話
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う存在に色々言いたい事はあるのだろうが、オペレーション・サンライズが始まっている以上、出来るだけ早くリリーナの下に帰りたいといったところか。
 ただでさえ、シャドウミラーの説明という事で時間を使ったのだから、ドーリアンやヒイロがリリーナの身を心配しても仕方がないだろう。
 ……原作ではカトルだったりノインだったりがサンクキングダムの防衛戦力を担ってたのだが、この世界だとカトルは中東連合所属だし、ノインにいたっては恐らくゼクスと共にトレーズの下にいる筈だった。
 他に名のあるパイロットがいない以上、防衛戦力を心配に思うのは当然だろう。
 実際には俺が名前を知らないだけでエース級のパイロットとかがいても、おかしくはないのだが。

「分かった、ならこの話し合いが終わったらすぐに送ろう。何、システムXNを使えば一瞬だから心配するな。……で、中東連合はどうする?」

 ドーリアンとヒイロの次に視線を向けたのは、カトルとトロワ。
 だが、こちらも返事は決めていたのか、すぐにカトルが口を開く。

「僕達も中東連合にすぐに戻ります」

 トロワも同意しているのか、無言で頷いていた。

「分かった。……それで、最後はお前達なんだが」

 最後に視線を向けられたのは、トレーズにロームフェラ財団を乗っ取られただろうデルマイユ達。

「儂の身はシャドウミラーに預ける」
「……へぇ」

 まさかそう来るとは思わなかったな。
 だが、連合軍には酷く恨みを買っているのを思えば、その選択肢も悪い事じゃないんだろう。
 もっとも、だからといってこっちがデルマイユの身柄を引き受けても利はないし、面倒臭い相手がいればストレスになるだけなので、デルマイユの身柄はそのまま連合軍に渡すことにしたのだが。
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