第二十二話
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度言おう。絶望感しかねぇ。
「仕方ねぇ…………教えて貰うか…………。」
これまでも訓練はしてきたのだが、どうにも上手くならなかったのだ。自分一人じゃ限界がある。
「えっと…………誰にですか?」
問題はそこだ。
実のところ、駆逐艦と軽巡洋艦、そして重巡洋艦の魚雷の撃ち方が違うらしい。
「私は時雨ちゃんに教えて貰えばいいとして………二号さんは?」
「……………………。」
北上………はなに言ってるか分からない。
大井………は北上が居ないと使い物にならない。
天龍と那加…………は遠征で殆ど居ない。
球磨と多摩………は論外。
神通さん………は一番マシだが、摩耶さんと戦う前に倒れそうだ。
川内………は昼間起きてない。
となると…………。
「あいつしか居ねぇか。」
俺は立ち上がった。
「春雨、暫くはお互いに練習をつけてもらもう。」
「えっと………誰にですか?」
俺は春雨に、ある軽巡洋艦の名前を言った。
―トレーニング施設―
「………と言うわけで教えてくれ……いや、下さい。」
俺はトレーニング施設にいたそいつに頭を下げた。
「お前さ…………目的の為には手段を選ばねぇのか?」
木曾は、呆れた顔をしてこちらを見ていた。
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