第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change7:彼は何者か?〜Compensation for strength〜
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下聞きたい。まずはヴァーリ、おまえの考えは?」
「俺は強いやつと戦えればそれでいいさ。彼のような強者ならなおさら戦いたいね」
俺を見ながら答えるヴァーリ。
「たく、お前は…… 長生き出来ねえ奴の考えだぞ?それは」
「別に長く生きるつもりは無いさ、戦えればそれでいい」
正直、俺としては不用意な戦いは避けたいところだ。
正直奴は力を持て余しているタイプだ。
こうゆうやつが何をしでかすかわからないところが質が悪い。
まったく…またいらんものに好かれたな。
「はぁ……赤龍帝、兵藤一誠。お前はどうだ?」
「俺ですか…?そうですね、できれば争いたくはないですね。俺は仲間と平和に過ごせればいいです」
イッセーにしては珍しい回答だな。
てっきり、質問に戸惑うかと思ったがなかなか肝が据わった回答だな。
まあ、三大勢力の会談中に女性陣の胸部を鼻の下を伸ばしながら見ていたから根本的なところは変わっていないがな。
しかも熾天使ガブリエルの胸部に対して拝んていたし。
まあ、そこはイッセーらしいか。
「ここで話を脱線するようで悪いが俺はこの会談で一つ質問したいことがある。まあ、大方悪魔側と天使側も俺と同じような疑問を持っているはずだがな」
いままでの気の抜けた態度とは違い急に真剣になるアザゼル。
「ええ、ここにいる皆さんが一番気になることのようですしね」
「アザゼル、言ってみてくれ」
この状況と三大勢力の意見の合致…どうやら質問されるのは確定みたいだな。
「ああ……。神無月シン、お前は一体”何なんだ?”」
アザゼルの一言に会場にいる全員が俺へと視線を向ける。
正直予測はしていたが、まさかこんな直球に聞かれるとはな。
「ヴァーリから話は聞き、映像を見た。正直コカビエルを追い詰めるならまだしも肉ごと消し去るなんて芸当、正直人間の神滅具所持者でも相当な鍛錬を積まなければできないことだ」
「そうですね。私も報告を聞いて驚きました。サーゼクスいわく『“現代の科学技術を凌駕した超兵器を扱う兵士》”』と聞いていましたが、いくらそのような不明な力でも厳しではずなのに…神無月シンあなたは一体―――。」
「そうだ、確かに君はライザーの眷属をあっけなく全滅さあ得た事実はあるがコカビエルまで倒してしまうと、正直君の存在を疑わざる負えない」
三大しい力のトップが俺に質問を投げかかる。
「一応お前さんに先に謝っておく。一応ヴァーリの報告を聴いたあたりからお前さんの身辺や経歴について少し調べさせてもらった。だが出た結果は、親はおらず孤児、だが奇跡とも呼べる才能を国から認められ一人暮らしを許された未成年者、しかもその力を手に入れた経歴、
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