戦闘校舎のフェニックス
合宿前半
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「は、はい! よろしくお願いします、ユウさん!」
教えるのが二人に増え一誠は朱乃、俺はアーシアを教えることになり修行を続ける。
「そうじゃないアーシア。無理に俺と同じような行為をするな。お前のペースでやればいい」
「は、はい!」
「イッセー君、力み過ぎですわ。魔力源流はイメージ。頭に浮かんだものを具現化させることが大事なのですよ」
「はい! うぬぬぬ!・・・出来た!! って小さい」
一誠のほうへ視線を向けると、手のひらに米粒程度の魔力を具現化させていた。
何事も努力だ一誠。
レッスン3 小猫との組み手
「ぬががああああああ」
-ドゴッ!-
「ぐふっ!」
小猫に果敢にかかっていくが、吹っ飛ばされ巨木にぶつかっていた。
「・・・弱っ」
「そういうな小猫。一誠は格闘技の一つも知らないんだ」
「くっそぅ。まだまだーー!! ゴハッ!」
立ち上がり飛び掛るがかわされ、後ろ回し蹴りを喰らいそのまま寝技を貰う。
「ぬがぁぁぁぁぁぁッ!!」
「打撃は体の中心線を狙って、的確かつ抉り込むように打つんです」
寝技を解いた小猫は俺の方を向き拳を構える。
「次は棟夜先輩です」
「ん。OK」
俺は何気なく構えると、小猫が攻撃してきた。
「えい・・・やあ・・・とう」
顔、足、腹と重点的に狙ってくるが、分かりやすい。
顔を狙ってきた拳に殴られる・・・フリをしてスリッピング・アウェーで避ける。
「ホラ」
「あ・・・」
体勢が崩れた隙つき、足を払う。
「小猫。体の中心線を狙いたいなら、もっと細かい技で相手を圧倒し、スキが見えたら打ち込め。そんなんじゃ俺には当たらない」
「むぅ・・・イッセー先輩。もうワンセットお願いします」
「こ、小猫ちゃん・・・何か怖いんだけど」
「問答無用です」
「ギャアアアアアアッ!!」
この後、一誠は小猫の気が済むまでサンドバックになった。・・・乙。
レッスン4 調理
「今度は魔力を使って・・・」
「お料理ですか?」
壮絶な修行を終えた一誠はエプロンを身につけ、アーシアと一緒にキッチンにいる。ちなみに俺と黒歌もいる。
「もちろん出来る範囲で構わないわ。じゃ、頑張ってね」
リアスはそう言うとキッチンを出て行った。魔力で料理か・・・初めてだな。
台所に置いてある材料から見て・・・結構な量だ。半年分はあるんじゃないかって思う量だ。
・・・まぁこれの殆どが小猫の腹の中に消えるんだろうけどさ。
「早速作るか」
「にゃ♪」
「はい」
「おう!」
俺はフライパンに肉を置いて魔力で焼き、アー
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ