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艦娘達と少し頼りない提督
着任〜艦隊合同作戦
艦娘奪還、妻の怒りに勝るもの無し
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理をするのは体に毒だぞ」
けむりの中から5人の惨殺された遺体と、帰返り血で体が濁った宮本が、出てきた
「何故だ、機銃を食らって生きている奴がいるなんて」
相手も全力で来たのであろうか、流石に恐怖している
「一応、受けてましたが、妻と娘に起こられるよりはましな痛みでしたね」
男はそんなバカなとでも言いたげに走って逃げ出したが、両足を宮本に撃たれ悲鳴を上げ、その場に倒れ込み動けなくなった
「お前らが誘拐した艦娘は何処だ」
いつもの雰囲気とは違う宮本が聞いた
「誰が教えるかっ、ぎゃあああぁぁぁ」
男は右手を失い悶え
「場所を教えるから、命だけは助けて欲しい。ば、場所は、この先を曲がった所だ、カギは私の服に入っている」
と、命乞いをしてきた
「残念だが、お前は悪事を働きすぎた。それが原因で、俺もここに呼ばれた」
宮本がそう言うと男は更に恐怖し
「それは、つ、つ、つまり」
「教えてくれてありがとう。但し、君の要求を了承できない。つまり答えは、ノーだ」
男の顔が白くなり
「いやだ、死にたくない、いやだ、イヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ」
とうとう気がおかしくなったか、やっぱりこういうのは向いてないな、俺はそいつの頭を掴み首を切断した。周囲が血で溢れかえりそこには計6人の死体が散らばっていた。人の生存反応が無くなったので艦娘達のいるところに行くと先程連れてこられた駆逐艦にはアトラクションみたいなものと伝えたら、すぐにそれなら良かったと元気になり脱出用の道を教えると3人は先に進んでいった。
先に3人を送り届け、更に地下に閉じ込められていた戦艦、武蔵がそこに居た、俺の服を見るなり味方だと信じてくれた
「ここに来たのはいつからだ?」
「3日前だ」
彼女から聞いた話だと、養成所から連れてこられた艦娘が閉じ込められていたらしく、流石に奴らでも戦艦の適合者ましてや武蔵となると地下に幽閉するしか無かったようだ、養成所に居たときは、アイオワつまり俺の母さんの下で学んでいたらしい。いつ、アイオワが養成所で教師をしていたのかは、全然わからないが。ここに艦娘がいることを家の親父に伝えたのは恐らく陸軍のスパイで在ることは違いない、そうでなければ武蔵が気を保っていられるはずがない
「自分の信頼できる鎮守府はあるか?」
「まだ、艦娘としての仕事が無いからな、養成所でまだ学習中だ」
「じゃあ、私の鎮守府に来なさい」
俺がそう言うと武蔵は驚いた、何故なら初対面の人間がいきなり、自分の下で働けなどと言うからだ
「何故、いきなり言うのだ?」
「君の教官が現在私の所にいるからだ」
「アイオワさんが誰かの下で働くなんて、余程の人材とみた、良いだろうこの武蔵全力で尽くすとしよう」
身寄りのない武蔵への善意と、武蔵が来ずに沼っていた自分の欲望が同
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