暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D/EXTELLA
戦闘校舎のフェニックス
フェニックス登場
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ーと密着する。
一誠は絶句し、アーシアと小猫は顔を赤くし俺と木場、朱乃とリアスは嫌悪の表情を浮かべる。
下僕の何人かは羨ましそうに見ている。
離れると胸を触りながら一誠を嘲笑う。・・・品性下劣すぎだろ。

 「お前じゃ一生こんなことは出来まい。下級悪魔君」
 
 「う、うるせぇ! ブーステッド・ギア!」
激情した一誠は腕に神器を出現させる。嫉妬で神器を出すなバカ。

 「お前みたいな女ったらしと部長は不釣合いだ!」

 「は? その女ったらしに憧れているんだろう?」

 「そッ、それとこれは別だ! そんな調子じゃ、部長と結婚した後も他の女の子とイチャイチャしまくるんだろう?」

 「英雄色を好む。確か人間のことわざだよな? いい言葉だ。まぁ、これは俺と下僕たちとのスキンシップ。お前だって、リアスに可愛がってもらっているんだろう?」

 「なにが英雄だ! お前なんかただの種まき鳥野郎じゃねぇか! 火の鳥フェニックス? ハハハ! まさに焼き鳥だぜ!」
一誠ナイス! いい悪口だ。
挑発にライザーと下僕が一誠を睨む。

 「貴様、自分の立場をわきまえてものを言っているのか? リアス、下僕の教育はどうなっているんだ」
リアスはそっぽを向き知らん顔だ。

 「ゲームなんざ必要ねぇ! 俺がこの場で全員倒してやらぁ!」

 『Boost!!』

 「イッセーさん!」

 「ミラ」
一誠が飛び出すとライザーは嘆息し下僕に命令する。対峙するライザーの下僕ミラは器用に棍を回し構える。
相手が女だったせいか一瞬迷いを見せる。その隙をついてミラは一誠の腹部に一撃を食らわす。

 「はいそこまで」
・・・事は無かった。当たる直前、俺が横から棍棒を掴んで動きを止めたからだ。

 「と、棟夜!」

 「貴様ッ、邪魔をするな!」

 「あんたは黙ってろ・・・一誠、今は下がってろ。ライザーの下僕は少なくともお前より強い・・・今のお前じゃ勝てる見込みはない」
さっきの動きを見れなかったのを分かったのか、大人しく引き下がる。それを見たライザーが呟いた。

 「弱いな、お前」
・・・。ライザーの一言が俺の我慢していたものを抑え切れなかった。

 「さっきお前に攻撃したのは兵士ミラだ。俺の下僕では一番弱いが・・・少なくともお前よりも実戦経験も悪魔としての、素質も上だ。そこの人間が助けたとはいえ、お前は反応すら出来なかった。凶悪にして最強最悪のブーステッド・ギア。やり方しだいじゃ、俺どころか魔王も神も倒せる。お前の他にも使い手は数えるくらい存在した。だが、未だに魔王退治も神の消滅も成されたことは無い。この意味がわかるか?」
・・・どこまで貶せば気が済むんだ。

 「この神器が不完全であり、使い手も使いこ
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