戦闘校舎のフェニックス
フェニックス登場
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身内同士、または御家同士のいがみ合い。お父様は私が拒否したことを考えて、最終的にゲームで今回の婚約を決めようってハラなのね?・・・まったく! どこまで私の行きかたをいじれば気が済むのかしらッ!」
不機嫌を露にする・・・そこまで純血は大切なものなのか? よぅ分からんわ。
「ではお嬢様はゲームを拒否すると?」
「いえ。いい機会だわ。ライザー。あなたを吹き飛ばしてあげる!」
「いいだろう。そちらが勝てば好きにすればいい。だが、俺が勝てばリアスは即俺と結婚してもらう」
睨みあうリアスとライザー。両者は一歩も引かない。
「承知いたしました。お二人のご意見は私グレイフィアが確認させていただきました。ご両家の立会人として、このゲームの指揮は私が執らせてもらいます。よろしいですね?」
「ええ」
「ああ」
「わかりましたご両家には私からお伝えします」
ゲームの参加が決まった。
「なぁ、リアス。念のため聞いておきたいんだが、キミの下僕はこの面子で全てなのか? それに、なぜ下等の人間がここにいるんだ」
ライザーは俺を冷めた目で見る。今気づいたのかコイツ。
「トーヤは神器所有者で私に協力してくれているの。かなりの実力者よ」
「へ〜。この下等な人間風情が協力ね」
品定めのように見回し、鼻で笑う・・・ぶち殺されてぇのか。
「ハッ! まぁ今はそれどころじゃないな。俺の眷属を見せてやるよ」
指を鳴らすと、魔方陣が出現し炎が吹き上がると人影が現れた。
「こちらは15名。つまり駒がフルに揃っているぞ」
下僕は全て女性だった。戦闘力はまぁまぁとして、コイツ・・・女ったらしか?
「美女! 美少女ばかり15人だと!? なんてやつだ!・・・ッなんて男だー! あぁぁぁんまりぃだぁぁぁぁぁぁ!!」
一誠がライザーの下僕を見て人目も気にせず号泣した。コイツは本当にぶれない。
それを見たライザー・・・いや。下僕含めて引いている。
「お、おいリアス・・・この下僕君。俺を見て号泣してるんだが」
「その子の夢がハーレムなの。きっとライザーの下僕悪魔を見て感動したんだと思うわ」
これにはリアスも困り顔で額に手を当てていた。恥かかすなよ。
「きもいですわ」
「きもーい」
「ほんときもーい」
ドレスを着た少女もと双子が一誠を見て呟く。敵にまで言われてるぞ一誠。
ライザーは呆れていたが、不意に何か思いつたように笑みを浮かべた。
「なるほどね。ユーベルーナ」
「はい。ライザー様」
名前を呼んだ女、ユーベルーナはライザーに近づく。ライザーは顎を掴むと・・・ッコイツマジかよ。
人前でいきなりキスをしだした。ユーベルーナ頬を赤く染め腕を回しライザ
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