ガンダムW
1730話
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かは分からない……訳じゃないか」
ピースミリオンがシャドウミラー本拠地というのは、それこそ少し事情が知ってる者であれば理解出来る事だ。
そうである以上、トレーズ達としてもピースミリオンをどうにかしたいと考えるのは当然だろう。
ましてや、もしピースミリオンの奪取に成功していれば、かなりの技術をトーレズ達が得られるのは間違いない。
もっとも、その技術を得たところでどんな風に役立てるのかは、微妙なところだが。
俺の記憶にないMSでも設計されていたか?
ともあれ、今の状況でそんな事を考えても特に意味はない。
こうしてピースミリオンを守り切る事には成功したのだから。
「それで……うーん、色々と話し合う内容があって、どれから話せばいいのか迷うな」
「なら、アクセル。まず最初に聞かせてくれ。お主が乗っていたあの機体は……儂等が開発したウイングゼロですら足下にも及ばないような機体は、一体何なんじゃ?」
やはりと言うべきか、真っ先にそう尋ねてきたのはハワードだった。
直接自分の目であの戦いを見た技術者としては、当然の結果だろう。
格納庫でも、話は後でと言って待たせたしな。
だが、ニーズヘッグについては大まかなところは説明出来ても、技術的に詳しいところは説明出来ない。
あの機体は、俺の……シャドウミラーのフラッグシップ機であると同時に、かなりの技術的な機密度の高さを持つ。
エナジーウイングやテスラ・ドライブ、T-LINKシステム……それ以外にも、文字通りの意味で様々な技術が使われている機体だ。
「そうだな、言えるのは……あの機体は、俺の本当の意味での専用機って事だけだな」
取りあえず誤魔化す意味も込めて、そう告げるのだった。
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