課外授業のデイウォーカー
最下層・抜き取られた聖杯と上役達×公開処刑と化したフィールド
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満足なはずです!」
俺とギャスパーは互いに見た後、俺らは拒否するかのようなドスの利いた低い声を発した。
《・・・・その口を押さえろよ。お喋りは必要ない、ヴァレリーが蘇る可能性はあるかもしれんが、俺達はお前を生きて帰すぐらいならお前を殺してやろうか》
『テメエは怒らせてはいけない存在、神と魔神を舐めた代償をここで払え。お前はここで死すべき存在だ』
一歩一歩距離を詰める俺とギャスパー。マリウスは這いずりながら逃げようとするが、その表情は明らかに余裕ではなく絶望へと色が変わる瞬間であった。本体である俺とギャスパー、黒騎士団と闇の魔物達とドラゴンヘッドがゆっくりと近付く。
「く、来るな」
聖杯を突き出して俺らに向かって叫ぶ。
「来るなぁぁぁぁっっ!卑しいハーフと破壊神如きがぁぁぁぁぁぁっ!」
黒騎士団と闇の魔物達がマリウスを囲み、ドラゴンヘッドも待機しているが一斉に囲まれたマリウス。破壊神黒鐡とギャスパーの指示を聞くように待機してると、何時の間にか合流したルシファーが警告を告げたようで。
「リアス・グレモリー、貴女は恐らく近い将来、眷属の使用制限が掛けられそうね。まあウチの一真も色々とセーブすると思うけど、あの状態となった一真は破壊神となって暴れるでしょ。ギャスパー・ヴラディも危険な存在だけど創造神黒鐡を怒らせたらどうなるか、アレも理由の一つだけどね」
「・・・・・・・・」
ルシファーの言葉にリアスは何も返す事が出来ない。まあ前魔王ルシファーだからな。そして俺らはマリウスの眼前に立って真正面から告げて、それが合図となって闇の軍団は一斉にマリウスに群がる。無論喰らう為に。
《・・・・お前だけは、この世の肉片一つ遺す事は許されない》
『ああ。テメエだけは魂まで闇に喰われて死に果てろ、我らを怒らせた報復だ。痛い思いをしながら果てな』
「あ、あ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!」
絶叫が室内に響き渡って聞こえなくなったら何も無い状態へとなった。闇に喰われた末路と言うべき存在は、破壊神によって魂でさえ黄泉路ではなく直接地獄行きへとなるからな。そしてマリウスが居た場所には引き抜かれた聖杯だけが残っていた。
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