課外授業のデイウォーカー
最下層・抜き取られた聖杯と上役達×公開処刑と化したフィールド
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最下層への階段を下りてく俺達、ここで第一階層に居たルシファー達と合流後にアーシアも禁手化解除してる。俺らやアザゼルにとっていいデータが採れたと思ってるし、試作簡易型赤白龍神皇帝は強度が足りないようなので研究データをトレミーに送信。先頭は俺とギャスパーであり、もうそろそろヴァレリーを助け出す事もだが落ち着いて階段下りると装飾凝った石造りのデカい扉が出現。
「一真先輩、ヴァレリーはもう・・・・」
「俺の予感もギャスパーの思う通りだが、真の力を発揮するチャンスでもある」
「・・・・ヴァレリー」
デカい扉を蹴り飛ばして入室するが、俺とギャスパーの思ってた通りとなってた。最下層は祭儀場と言う感じで、儀式に使われそうな場所で怪しい銅像や書物の棚が部屋のあちこちに置かれてた。
「・・・・ギャ・・・・ギャスパー・・・・?」
ヴァレリーの声が弱々しく聞こえたので、辺りを見渡すと・・・・床に巨大魔法陣中央に寝台が置かれ、そこにヴァレリーが寝かされてた。魔法陣は最終段階に入ってるのか、怪しい輝きが一層放ち、その光はヴァレリーを包み込んでいて表情は苦痛しか言えない程に苦しい顔だ。
「ヴァレリー!」
冷静な表情をしながらギャスパーは叫ぶ。魔法陣に近付こうとしても、障壁に阻まれて近寄る事が出来ない状態。魔法陣内で術式操っている男、マリウスを見ながら言い放つギャスパー。
「貴方、私の約束を破る気満々だったようですね!これ以上ヴァレリーを苦しまないで下さい、そして本当の意味で解放を!」
ギャスパーはあくまで冷静に落ち着いた表情で、マリウスに訴えかけていた。それもリアス達が知らないギャスパーの静かなる怒りで、リアス達が知る情報は対人恐怖症と泣き虫に女装癖に神器コントロール出来てなかった。今のギャスパーは別人だと思うぐらい成長したんだと思うグレモリー眷属。
「ええ。最初から約束など口頭であり、私が言った『解放』とはこの事なのですよ。もうすぐ彼女の心身を蝕んでいた聖杯が取り出されますよ!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああっ!」
一層高い絶叫が上がりながらも、俺とギャスパーは静かに怒りを溜める。ヴァレリーの体から何かが出現し、ゼノヴィアと祐斗が魔法陣障壁を断ち切ろうとしても無駄に終わる。
「くっ!」
「斬れないか!」
「止めろ!今下手な攻撃をすると術式に影響が出て、聖杯と聖杯所有者のヴァレリーにも影響が出る」
「そこの真龍の言う通りですね、総督殿に案がありそうですけど無駄です。私は誰よりもこの聖杯に触れ調査して来ました。抜き出し方法も誰よりも熟知してます」
それ程強力な障壁なのだろう、それを斬りつけようとしていたアーサー達を止めるアグニ達。アザゼルは手元に小型魔法陣を展開させて、相手
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