黒衣を狙いし紅の剣製 05
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が手に付かなくなりそうだからな。まあ報告がなくてもこんなになってんだからどっちもどっちなんだろうけど」
そこまで言って気が付いたが……やっぱりフェイトが肩を落としていた。
意地悪をするつもりはなかったのでまた怒られるかと思ったが、今のに関しては自分でも理解しているらしい。理解しているのなら直せばいいのにと思わなくもないが、簡単に直るのならとっくの昔に直っているだろう。
「そういや……ショウに親戚居たんだってな」
「うむ。確か名前はナハトモーントと言っておったな。父親と娘のふたりらしいが……よく知っておったな」
「つい先日、はやてがそこの娘と会ったみたいだからよ。礼儀正しい良い子って言ってたぜ。見た目も可愛いらしいし」
「そうなんだ。ティアナからは親戚の話は聞いてたけど……可愛いんだ。私も会ってみたいかも」
「ショウの親戚だし、それを抜いても子供好きなのは分かるが……やめといたほうがいいと思うぞ」
「え、何で?」
「だってよ……お前って割とやきもち妬く方だろ。聞いた話じゃそいつショウのことお兄ちゃんって呼んでるらしいし、抱き着いたり好きとか普通に言ってるらしいし」
まあやきもち妬いてショウに対してツンケンするなんてことはしねぇだろうけど。フェイトはそんなことして嫌われたらどうしようって思うタイプだし。
ちなみに余談だが、この話をはやてからされた時……あたしは声を荒げたよ。だってよ……
『ヴィータ、何そんな呑気な顔しとるんや!』
『え、いや……何ではやてが慌ててんのか逆に分かんねぇんだけど』
『そんなん決まっとるやないか……ショウくんをお兄ちゃん呼びする子が現れたんやで。しかも愛情表現も素直やし……このままじゃヴィータの居る妹ポジションをその子に取られてまう!』
なんてことがあったんだ。
別にあたしはあいつの妹ではないし、そこを誰かと争うつもりもねぇ。あいつから冷たくされたら……それはそれで嫌だけど。これまでの過ごし方があれなだけに兄貴分というか、頼ったり甘えたりしてる部分はあるし。
「べ……別にそんなにやきもち妬いたりしないよ。ヴィヴィオと同じ年代にそんなことしてたら大人気ないし」
「どうだかな。エリオやキャロのことでショウに対して嫉妬してたりしてたし、素質はあると思うけど」
「もう、そんな素質いらないよ。というか、今日のヴィータは本当に意地悪だね。はやてから悪影響受けすぎ」
いや、別にあたしはからかってるつもりはねぇんだが。だからはやてからってよりは……多分ショウの方だと思うぞ。あいつって身内には割と言葉選ばないところあるから。
「おいおい、そんなにむくれるなよ。もう大人なんだから。それに……あたしはあたしなりに情報提供しようとしてんだぜ」
「え……」
「その娘……ク
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