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艦娘達と少し頼りない提督
着任〜艦隊合同作戦
闇で生きていたもの前編
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鎮守府の執務室に、電話の音がなる。その時、先日の失態の償いに何か加賀に詫びの品を買おうとAmaz○nを使っていた俺が電話を取った。
「もしもし。宮本ですが、ご用件をどうぞ」
「珍しく憲兵としての依頼ですが何か?」
「隣の部屋に居るなら電話のしないで此方には来てはどうですか?大淀」
「変声機を、使っているのによく気がつきましたね?ですが、依頼が来ているのは本当ですよ?」
「俺のパソコンに、そういうのが1つも入ってないけど?」
「昔から、依頼は私が受けているんですけど?
「そりゃそうだけどさ、急に連絡されても困るんだよ」
他のメンバーには、言っていないが、ここの大淀とは、憲兵の時に仕事をしていだ。しかも、大淀はハッキングや、スパイなどの才能があり組織の中でトップだった。ちなみに、暗殺だけなら俺もトップだったと、大淀に言われたことがある。
「それで、今回の仕事の内容は?」
「目標の暗殺さらに被害を受けた艦娘達の保護ですね」
「依頼主は?」
「匿名希望らしいです」
「殺害対象は?」
「研究所の職員全てが対象みたいですね」
「そんなに始末しなきゃならんのか」
「仕方ないと思いますね」
大淀が真剣そう続けて言った
「艦娘の動力を使用した兵器を陸軍の為に作っているみたいですが、偵察部隊に壊滅的な被害を受けているみたいです。なので最後の手段として貴方を呼んだらしいです。」
「それもう、匿名で隠したい意味なくないか?」
「私もそう思いましたよ。とりあえず奥さんと娘さんに、報告してきて下さい。心配をかけないように言ってきてください」
「そういうところは、しっかりしてんのな」
「急にいなくなったら、奥さんはともかく娘さんは、凄く心配すると思いますよ。」
「わかった、少し待っててくれ。加賀に言ってくる」
大淀にそう言い二人の居る部屋に行った
「加賀、入るぞ。」
先日の件で少し、遠慮気味に言い入ったがそこに加賀は居なかった
「提督?加賀さんに用事ですか?」
加賀の代わりに翔鶴が聞いてきた
「珍しいな瑞鶴と翔鶴が居るなんて」
「一体、誰が原因何ですかね?」
後ろに加賀さんが立っていた
「私のせいでございます、急に話を変えるようで悪いが別件の仕事が入って、出掛けなくてはいけなくなった。2、3日程出掛けるからその間は、出撃任務を無効にして、遠征を回しておいてくれ。確か俺の部屋に何枚かの水族館のチケットがあったはずだから加賀ちゃん達と行ってきても良いぞ」
「分かりました、最後にクレジットカードの番号を」
「それはダメだ。」
「冗談ですよ。では行ってらっしゃい」
「おう、いってきます。」
加賀があっさり了解したので、また執務室に戻り大淀に大まかな話を聞き出掛けた
「場所は何処だって?」
「長野県ですね」
「特に何も
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