ガンダムW
1729話
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たかもしれないが、残念ながらと言うべきかエナジーウィングはバリア以外にも使い道があった。
それが、翼の部分の外側をブレイズ・ルミナスによって刃状にした代物だ。
また、それだけではない。
ニーズヘッグをニーズヘッグたらしめている、多機能バインダーのヒュドラ。
合計6つのヒュドラの先端には、ビーム砲兼ビームサーベルがあり、T-LINKシステムにより俺の意志通り自由自在に動かす事が可能だった。
そうして振るわれる刃の嵐は、MDが何か行動をするよりも前に切断され、宇宙空間に爆発の花を幾つも咲かせていく。
ファントムとエナジーウィング、ヒュドラのビームサーベルでMDを攻撃しながら、ランツェ・カノーネを使って放たれたビームが離れた場所からこちらにトーラスカノンを撃ち込もうとしていたMD数機を纏めて貫き、撃破する。
また、T.T.キャノンから放たれたビームは、T-LINKシステムにより俺の意志通りに曲がり、宇宙空間に優美な弧を描きながらMDを撃破していく。
まさかビームが曲がるというのは、MDのAIにとっても完全に予想外の行動だったのだろう。
どうしようもない感じで、次々に撃破されていった。
少し離れた……いわゆる中距離にいるMDは、こちらもヒュドラに内蔵されているグレートグランドマスターキーにより生み出された炎に包まれ、爆散する。
こうして、次々に行われる破壊により、トレーズ派のMDは急激に消耗していき……最終的には綾子達の機体が戦いに参戦した事もあり、7……いや、8割程のMDが破壊されたところで、この場を撤退していく。
「大人しく逃がすと思うか?」
そんな撤退するトレーズ派に、土産代わりとしてメガ・バスターキャノンとブラックホール・ランチャーを撃ち込み……最終的にこの場から撤退する事に成功した機体は、ほんの数機のみとなるのだった。
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