船の正体
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」」
2人は俺に呼ばれこっち来る。そして爺さんに聞こえない様に話し始める。
ユウ「まず、チョッパーの診断で爺さんの命は後三日って言ったよな」
サンジ「ああ、後三日だ」
ルフィ「三日だぞ!」
ウソップ「あっという間の命じゃねぇかよ」
ユウ「そうだ。なら、俺達はいつこの島に来た?」
ビビ「えっと…」
レモーネ「確か…」
俺の言葉にビビ達は上陸した日を思い返す。
ゾロ「四日前だ」
『あっ!?』
ユウ「その通りだ。当の昔に三日は過ぎてるんだよ」
『ホントだ』
ようやく理解したかアホ共…
ウソップ「なのにまるっきりピンピンしてるってのはどういうことだ?」
サンジ「っていうか、前より元気になってんじゃねぇか?」
「ほれ!チェックメイト!!」
ナミ「ああ!まただ〜!!」
ホントに寿命なのか気になるけどな。すると、チョッパーがこっちにやって来た。
サンジ「あの様子なら、後三十年は大丈夫そうだな。お前見間違えたな」
チョッパー「いや…そんな筈は」
ユウ「ま、見間違えたにしろ爺さんは今は元気なんだ。いいじゃねぇか。おそらく、寂しかったんだろうさ」
俺はナミと楽しそうにチェスをする爺さんを見る。イキイキしてるな。
ゾロ「ナミ、出航するぜ」
ナミ「もう少し…待ってくれる」
真剣な顔で答えるナミ。
ウソップ「いつまで遊んでんだよ。チェス!なんてとっととやめちまえよ」
ナミ「それがやめられないのよ。負け続けで、お爺ちゃんに船をかたに取られちゃって…」
「二ィ!」
爺さんは俺達に向かってピースする。
『何ぃぃぃぃぃぃ!!!?』
ユウ「ナミ、お前…」
ウソップ「海賊が船取られてどうすんだよっ!!」
ナミ「絶対取り返すから待ってて!」
泣きながらナミは俺達に言う。
「チェックメイト!」
ナミ「ひえ〜!!!」
『もう止めろ!!』
ゾロ達はナミを止める。
チョッパー「地震だ〜!!」
チョッパーが机の下に入り揺らすが、チェス盤を持ち上げてる爺さんに意味ない。
「船を取り返したかったら、その分この島で働いてもらうしかないで。ねがいましては…せめて10年は働いてもらわんとな。儲かりまっか〜?」
嬉しそうに俺達にそう言う爺さん。取り敢えず俺達はナミに話をする。
『ナミ(さん)〜!』
ナミ「ゴメン…上手く行けばお爺ちゃんから宝の有りかを聞き出せると思って〜」
ウソップ「まだそんな事言ってんのかよ」
勝手な事をしたもんだ。こりゃ説教だな。
ユウ「ナミ」
ナミ「お兄ちゃ…ん」
俺の顔を見て、顔を青ざめ
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