第一章
XY
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躇いがちに言った。
「考えていても仕方ありませんし、とにかく下りきったら何か分かるかも知れないじゃないですか。」
すると、ルーファスは歩きつつヴィルベルトへと返した。
「ま、そうだな。三百年も前のことを考えても仕方ねぇしな。」
「え?これ、三百年も前のもの何ですか?」
「恐らくは…だがな。城はもう無ぇが、街並みは大して変わってねぇはずだ。以前、三百年近く前に作られたこの街の地図と五十年前の地図を見比べる機会があってな。教会の場所は変わっちゃいねぇから、多分こいつがあるから動かせなかったんじゃねぇのか?そう考えれば三百年前、少なくとも二百五十年程前の戦乱期には作られたと考えられっからな。」
ルーファスがそう話終えた時、三人は階段を下り終えて大きな空間へと出たのであった。
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