第一章
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んな。」
馬を撫でながら、ルーファスはそう皆に聞こえる様に言った。すると、ヴィルベルトが驚いた様に言った。
「師匠って…一応は考えてるんですね。」
「ヴィルベルト君。今、何か言ったかな?」
「…いえ、何でもありません。出発しましょう。」
ヴィルベルトは表情を強張らせてそう師に返すや、皆は吹き出してしまった。それこそ女公爵の従者まで。
今宵の月は少しばかり欠けているものの、その光は道を照らすに充分であり、ルーファスらは月明かりに導かれるように前進したのであった。
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