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転生とらぶる
ガンダムW
1728話
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ャトルか何かを使って地球に降下してもいい。……だよな?」

 D-120コロニー……連合宇宙軍の本拠地を支配しているセプテムに視線を向けると、少し躊躇いながらも頷く。
 まぁ、今の状況を考えればああだこうだと言ってはいられないだろうしな。

「そんな訳だ。……では、今から3分だ。それと、綾子、デュオ、五飛の3人は自分の機体に乗っていつでも出撃出来るように準備しておいてくれ」

 呟き、俺はそのまま影のゲートを使ってHLVから出る。
 そんな俺に誰かが声を掛けようとしているのが聞こえたが、残念ながら今は本気で時間がない。
 ふと、もしかして3分ではHLVから降りられるのか? と思いもしたが、HLVはそこまで広い降下カプセルではない。
 3分もあれば、走れば確実に、早歩きでも間違いなくHLVから降りる事は出来る筈だ。
 そんな風に考えながら、俺はHLVの外で空間倉庫から俺の相棒を……いや、分身とすらいえる機体を取り出す。
 レモン達技術班が俺だけの為に作り上げた、シャドウミラーのフラッグシップ。
 他の世界と比べても突出した技術力を持つシャドウミラーの技術班が、貪欲に他の世界の技術を取り込み、それを活かして作り上げた、まさに俺の力を最大限に発揮する為のオンリーワン。

「久しぶりだな」

 呟き、そのまま空中に浮かび上がってニーズヘッグのコックピットに収まる。
 すると機体は様々な……それこそ念動力のチェックまでをもして、俺が本当に俺だと、アクセル・アルマーだというのを認識してから動力炉を起動する。
 そうして動き始めた機体は、間違いなくニーズヘッグ……嘲笑する虐殺者の名前に相応しい力を持っている。
 一応……と機体を起動させてからシステムXNを使ってホワイトスターと連絡を取ろうと試みるが、残念ながら反応はない。
 ちっ、やっぱりまだ駄目か。……そろそろホワイトスターと連絡が取れてもいいと思うんだけどな。
 いや、こっちから連絡を取る事が無理でも、レモンとかならそろそろこのW世界の座標を特定して姿を現してもおかしくはない筈だった。
 そんな事を考えている間に、HLVから何人かの人間が飛び出てくる様子が映像モニタに映し出された。
 幸いと言うべきか、それとも残念ながらと言うべきか、HLVから出て来た面子の中にはヒイロを始めとした主要人物の姿はない。
 ……ノベンタ達はともかく、カトルやトロワ、ヒイロ、ドーリアン辺りはHLVから降りてもおかしくないと思ってたんだが。
 ちなみにデルマイユに関しては、降りようとは思わなかった筈だ。
 これは別に根性があるとかそういう訳ではなく、単純にデルマイユがロームフェラ財団の指導者……いや、旧指導者だからだ。
 ほぼ確実にロームフェラ財団をトレーズに乗っ取られた以上、デルマイ
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