初めまして
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る爺さん。ド突いたろかホンマに。で、俺達は手分けして薪割りと水汲みを始めた。
サンジ「あの爺さん、よっぽど海賊が嫌いみたいだな」
ユウ「そうだな。何か恨みでもあるんじゃないのか?」
チョッパー「この島で人間は爺さん1人だって。何処からか流れ着いて、もう20年の付き合いになるんだってさ」
20年か。長いな…
ルフィ「20年!?んん?そんな奴前にもいたな」
いたのかよ。見ると、ナミは何かを思い出し苦笑いをしている。お前も見たのかよ…するとゾロが何処かに行こうとする。
ルフィ「何処行くんだゾロ?」
ゾロ「食いモン探してくる。あの爺さんが分けてくれるとは思えねぇしな」
だな。分けてくれって言った瞬間、またそろばんで勘定しそうだしな。
ルフィ「そっか!だったら肉頼むぞ肉!」
ゾロ「贅沢言うな!!」
そしてゾロは森の中に入っていった。
「もっと腰入れてやらんかい!近頃の若いモンは薪割りもロクに出来んのかいな」
爺さんは俺達に指示するだけ指示し、自分は何もせず口だけ出してくる。
ユウ「……」
俺は割れた薪を強い力で握っていた。ミシミシと音を立ててる薪がある。そして夜になっても、爺さんからの仕事は次々出された。
ゾロ「お前ら、まだやってんのか?」
ウソップ「あの爺さんが次から次へと仕事押し付けやがって!!」
レモーネ「もう疲れたわ」
ルフィ「腹減った〜」
するとゾロが取って来た果物を差し出してくれた。そしてそれを食べてると、ゾロが山の上で海賊船を見たと言い出した。
ルフィ「海賊船?」
ゾロ「ボロ船だが、確かに海賊旗があったからな」
ルフィ「誰が作ったんだ?」
サンジ「爺さんしかいねぇだろ」
ユウ「そうだな。この島には爺さんしかいなかったんだ」
俺は果物をいくつか取ると、木にもたれる。
ユウ「悪い。俺もう休ませてもらうぞ」
そしてすぐに眠りについた。すると、今度は見慣れた場所にいた。
ユウ「ここは…確かアラバスタの時に見た」
『その通りです』
振り返ると、俺をこの世界に転生させ、つい最近その事を思い出させた女神がいた。
ユウ「あんたか。で、何の用だ?」
『はい。貴方に授けた能力ですが、見たところ完璧に使いこなせていないようでしたので』
ユウ「そうだな」
俺はニードルスでの戦いを思い出す。百式観音が長時間出せなかったしな。
『そこで、その能力の元の持ち主から修行を付けてあげたいと言われまして』
ユウ「修行か。それはありがたいな。だが、今現在俺は寝てるだけだ。どうやって修行をするんだよ」
『その事ですが、基本は貴方が眠った時に行います。そして、寝
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