初めまして
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んか信用出来るかい!言うとくが、この島にはお宝なんか無いさかいな!ワイは無一文や!!」
ウソップ「どう見たって大金持ちには見えねぇよ!」
確かにそうだな。よく見ると服もボロボロだしな。
「クソ海賊共め!こうなったらワイも男や!煮るなり焼くなり好きにせんかい!!」
サンジ「ほ〜そうかい。俺はコックだ。煮るのも焼くのも得意だ」
「待った!待った冗談やっちゅうねん」
爺さんは石ころを数個投げて草むらに逃げていく。しかし、途中で枝に引っ掛かり動けなくなる。それをゾロが枝を切って助けてやった。しかし、それにビビったのか爺さんは気絶した。
ルフィ「のびちまったぞ」
ウソップ「負けん気は強ぇが、気の小さい爺さんだな」
気絶した爺さんを診察するチョッパー。すると、顔を青くする。
チョッパー「大変だ!心臓が止まってる!!」
『え!?』
その言葉に俺達は驚く。
ルフィ「ゾロ!」
ウソップ「鬼!」
ナミ「酷いわ!」
サンジ「マリモ」
ビビ「残酷です!」
レモーネ「そうよ!」
ユウ「殺すとはな」
「メェ!」
ゾロ「やっ!ちょっ!ちがっ!!えっ!!」
流石の本人もこの事態に焦っているな。チョッパーは必死に爺さんに心臓マッサージしてる。
チョッパー「俺は医者だ!早く爺さんを家に連れて行かないと!!」
「メェ…」
そして急いで爺さんの家に向かった。ゾロは罰として爺さんを背負っている。ベッドに寝かせて暫くすると、爺さんが目を覚ました。
「ふぅ…もうちょっとで殺されるとこやった。やっぱ海賊は油断も隙もならんわ」
ウソップ「よく言うぜ、勝手に気絶しちまった癖に」
ルフィ「ヤギのおっさん、ビビって心臓止まったのか?」
サンジ「このグランドラインじゃ驚きの毎日だろうが。よくそんな小せぇ心臓で生きてこられたもんだぜ」
ルフィ「ホントだな!」
笑いながら言うルフィ。確かにこのグランドラインじゃ驚きの連続だ。俺も初めて来た時は驚きすぎたな。
ナミ「でもよかった。命に別状がなくて」
「ええことなんかあるかい!!」
突然叫んだ爺さんは、そろばんを取り出す。
「ねがいましては、お前らのせいで腰は抜けるは死ぬ目に合うわ、おまけに薪割も水汲みもできん。えらい損害や!しめて五千万ベリーの損害やな」
そう言う爺さんを無視して、俺を含めた男連中は離れていく。ナミと2人でそろばんをはじいて値段を交渉してると、爺さんは泣き出した。
ルフィ「分かったよ爺さん。俺達が薪割や水汲みをしてやるよ」
「麦わらの兄ちゃん話分かるやないか!商談成立や」
ルフィがそう言うと打って変わって、笑顔にな
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