325部分:第二十七話 神楽、あらたな巫女を見るのことその四
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第二十七話 神楽、あらたな巫女を見るのことその四
「既に手配するものはしていますし」
「はい、それはですね」
「そのことは」
田豊達もこのことはすぐに答えた。
「もうそろそろお米や麦が集まりますから」
「安心して下さい」
「ここは楽しむべきですわ」
また言う袁紹であった。
「ですから斗詩さん。ここは鉄ノ介さんの決定に従いなさい」
「ヂッ」
その鉄ノ介も応えてきたのだった。
「わかりましたわね」
「鉄ノ介は意地悪で決めたりしないから」
凛花がここでまた話す。
「そう、絶対に」
「そうなの」
「だから安心して」
こう顔良に告げる凛花だった。
「ここは」
「わかったわ」
顔良も遂に頷いたのだった。
「それなら」
「さて、こちらは決まりましたわ」
袁紹が劉備達に対して告げた。
「こちらは顔良さんでしてよ」
「嘘でしょ」
馬岱が最初に驚いた。
「だって。そっちにはしっかりとした軍師が二人もいるじゃない」
「智の二枚看板じゃなかったのか?」
馬超も驚きを隠せない。
「その二枚看板を出さないのかよ」
「顔良殿では。こう言っては何だが」
関羽も困惑を隠せない。
「その。無理ではないのか」
「いいのでしてよ」
だが袁紹の決定は変わらない。
「ここはこうしますわ」
「何か最初から物凄い展開なのだ」
張飛も今回ばかりは驚きを隠せない。
「どうなるのだ?」
「まあいいではないか」
趙雲はここでも冷静だった。
「さて、楽しむとしよう」
「まずはそれなのね」
「我々は我々でやることがある」
趙雲は黄忠にも述べた。
「それに備えよう」
「そうね。そういうことね」
黄忠も笑顔で頷いた。そうしてであった。
最初の勝負である知力対決がはじまった。それはだ。
その問題を聞いてだ。孔明は唖然となった。
「えっ、何ですかこれ」
「何ですの、これは」
袁紹も憮然とした顔になっていた。
「この問題は」
「何でこの問題なんですか?」
「あれっ、入れる問題間違えたか?」
「何をやっとるのじゃ」
凱に坂田が言う。
「どうして袁紹殿に関する問題なのじゃ」
「まあいいや。入れたものは仕方ないな」
凱はしれっとしていた。
「じゃあこれでいくか」
「全く。まあいいわ」
坂田も適当なものであった。
「それでな」
「よし、決まりだな」
こう話してだった。その問題はそのまま通されたのだ。そしてであった。
「第一問は」
「言いますね」
ドンファンとジェイフンが司会進行であった。
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