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提督はBarにいる。
その発想は無かった!梅酒カクテル&梅料理特集・3
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て皮を剥き、1cm角に刻んでおく。ジャガイモは皮を剥いて適当な大きさにカットしておく。今回は適当に残っていた野菜を突っ込んだが、サラダに入れたい野菜を入れてOKだ。ただし、パクチーは入っていた方が美味いと思うぞ。

 鍋に湯を沸かし、塩を少々(分量外)入れたらジャガイモを茹でていく。暫く茹でてジャガイモに竹串を刺してスッと入ったら、ザルにあける。ジャガイモを鍋に戻したら再び水を入れずに中火にかけ、粉ふきいもにする。イモの水分が飛んだら火を消し、温かい内に酢を回しかけてヘラ等で潰しておく。

 潰したイモの粗熱が取れたら、刻んでおいた野菜とチャンジャ、マヨネーズを加えて和えれば完成。チャンジャも手作りのを入れたかったが、如何せん材料が無かったんでな、仕込んでなかった。チャンジャ自体はコンビニやスーパーを探すと意外と売ってるから、作るのはそんなに難しくないハズだ。



「はいお待ち、『チャンジャポテサラ』だよ」

 ポテサラの味もさることながら、そこにアクセントとして加わるチャンジャの辛味と、ムニュムニュ、コリコリとした独特の食感が面白い。あぁ、そうそう。市販されているチャンジャだが、そのまま食っても美味いが、刻んだネギとごま油少々、そこに白ごまとちぎった韓国海苔を混ぜてやるとチャンジャの風味が一層際立ってくるから、更に美味しく食べられるぞ。〆の茶漬けにチャンジャを乗せてってのも美味いねぇ。




「ふえぇ……もうお腹一杯なのですよぉ」

「なら、そろそろお勘定にするか?」

「そうするのですぅ……」

 ノロノロとポケットから財布を取り出し、勘定を済ませた睦月は椅子から降りようとする。が、

「およ?およよ?上手く歩けないのでs……ふぎゃ!」

 飲みすぎて足に力が入っていないのか、盛大にずっこけて顔面を床に打ち付けた。

「仕方ねぇなぁ……早霜、店番頼む」

 留守を早霜に任せて、送り届けてやる事にしよう。俺は皐月を左肩に担ぎ上げると、まだ床に倒れたままの睦月を右肩に担ぎ上げた。

「うにゃああぁ!お〜ろ〜し〜て〜!」

「うるせぇ、部屋まで運んで貰えるだけありがたいと思え」

「それでも荷物扱いは勘弁してほしいのですよおぉ〜っ!」

 スヤスヤと眠る皐月に対してニャアニャアと騒ぎながらジタバタ暴れる睦月。落としても知らんぞ……ったく。

 翌日、睦月と皐月は二日酔いになり、遠征には不参加。部屋の中からは死にそうな呻き声が聞こえてたって話だが……ま、自業自得だよな?

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