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提督はBarにいる。
その発想は無かった!梅酒カクテル&梅料理特集・3
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葉も加えて更に混ぜる。器に盛り付け、白ごまを散らしたら完成。今回は入れなかったが、塩昆布なんか入れても美味いぞ。塩昆布を入れる時は、ポン酢とマヨネーズの量を加減して、塩気の調整をしてくれ。



「ほらよ、『蓮根の梅マヨサラダ』だ」

 睦月は蓮根を口に放り込み、咀嚼する。シャキ、シャキ、シャキと小気味良い音が聞こえてくる。十分にその味を堪能した所に、梅コーラをグイッと流し込む。ポン酢と梅干しで酸味が残った口を、梅コーラの甘味でリセットしてやる。そうするとまた一口、と手を伸ばしやすくなる。

「ぷはぁ〜、美味しいのですぅ♪」

 梅コーラを早々に飲み干した睦月は、こちらにズイッとグラスを突き出してきた。お代わりの要求だ。なら知り合いに出すと驚かれる梅酒カクテルを1つ。

《トロリと甘い!梅カルピス》※分量は比率です

梅酒:1

カルピス(原液):1



 コイツも割るだけお手軽カクテルだ。氷を入れたグラスに梅酒とカルピスを1:1で。氷を入れすぎると味が薄まってしまうので、出来るだけ少な目に。なので、梅酒とカルピスをキンキンに冷やす事をオススメする。

「ほわあぁ〜……甘くてとろけてしまいそうなのでしゅよぉ♪」

 睦月はホワホワしながらそんな事を言ってるが、確かにビックリする位甘い。甘いのが苦手、って奴にはちとキツいかもな。




「そういえば司令官、むちゅきは梅を使ったオツマミを頼んでますけど、本当は梅酒にはどんなオツマミが合うんです?」

「梅酒に合うツマミか……まぁ、個人的にはだが鶏肉とか味の濃い料理、生魚、揚げ物、辛い料理とかかな」

 梅酒は作った事がある奴なら解ると思うが、梅を漬け込む時に氷砂糖や黒砂糖を一緒に入れる。必然的に甘くなるんだが、梅の酸味が上手いことバランスを取って、あの独特の風味が生まれる訳だ。甘いけれどもサッパリしているので、口の中をリセットさせるのに適した酒だと言える。なので辛い料理や味の濃い料理に合わせるのに向いている。

「じゃあ、何かオススメのおツマミください!」

「あいよ」

 では、韓国の珍味『チャンジャ』をアレンジした酒肴をご紹介しよう。



《ピリッと辛旨!チャンジャポテサラ》

・ジャガイモ:300g位

・玉ねぎ:1/4個

・アボカド:1個

・パクチー:2株

・チャンジャ:80g

・酢:小さじ2

・マヨネーズ:大さじ3



 チャンジャってのは鱈の内蔵をキムチを漬けるのにも使う薬念(ヤンニョン)に漬けて発酵させたピリ辛の塩辛なんだが、これ単品でも美味いが今日はちっとばかしアレンジを効かせるぞ。

 玉ねぎはみじん切り、パクチーは2cm幅で刻む。アボカドは種を取り除い
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