暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ハリー・ポッター】編
205 杖調べ
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周りを歩いている最中で、(やが)てマクゴナガル先生はいつの間にやら張られていたテントの前で立ち止まる。テントの中にはフラーとクラム、そしてバグマン氏の気配も感じられるので、そこが選手の控え室だと云うことを類推するのは難しいことではなかった。

「この中には既にバグマン氏と二校の選手は居ます。中ではバグマン氏の指示に従って下さい」

テントの前でマクゴナガル先生はそう言うと、俺とアニーに向き直る。しかしマクゴナガル先生の瞳からは心配≠ェありありと感じられた。

やはりマクゴナガル先生は厳格なれど、良い先生なのを改めて確認する。

「……ウィーズリー、ポッター、貴方方は我がグリフィンドール──ひいてはホグワーツに於いても、類を見ないほどの才子です。貴方たち二人とミス・グレンジャー以外の他の生徒でしたら気をもんでいたのでしょうが、貴方たち二人なら、必ず課題を突破出来ると信じています」

それはいっそマクゴナガル先生自身への激励とも取れるが俺とアニーは、それを指摘するほど野暮ではなかった。

そんなマクゴナガル先生の激励を背に、俺とアニーはテントを潜った。

SIDE END
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