【ハリー・ポッター】編
203 代表選出
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視て≠ンる。代表選出の基準がいまいち判らなかったが今俺が掛けている眼鏡が年齢線%ッ様、炎のゴブレット≠フ詳細を教えてくれた。
(……杖腕≠通しての、魔法力の残滓で判断してるのか…)
基本的に杖腕≠ヘ、利き腕≠ニ言い換えても差し支えがない。……となれば、利き腕≠ナ羊皮紙に名前を書きその羊皮紙をゴブレットへ投入しても、それは至極自然な流れと云える。
(……あー、確かにこれじゃあセドリックが選ばれてもおかしくないな…)
炎のゴブレット≠一通り視て=Aそんな風に納得する。例外≠除き、セドリックは他の生徒らと比べると、ダンブルドア校長曰くの魔力の卓越性≠ェ頭一つ抜きん出ていた。なので、セドリックが選ばれる可能性が一番だった。
……一番だった>氛氓サう、過去形だ。
「うしっ」
俺は掛け声一つとともに年齢線≠越え、[ロナルド・ウィーズリー−ホグワーツ]と書いてある羊皮紙を炎のゴブレット≠ノ投入。……そして、ゴブレットの青白い炎で羊皮紙が燃やされている間に…
(……地味に初めて使うスキルだよな…)
なんて内心で呟きながら、“確率隔離食感”──確率操作のスキルで、[ホグワーツ]と書かれている羊皮紙からロナルド・ウィーズリー以外が選ばれる可能性≠0にしておく。
「……良かったの?」
「ああ」
朝食を摂っていた席に戻ればアニーが訊いてきた。その質問はいろいろな意味合いを内包しているのを知っているので、そう即答する。
俺の詳細についていろいろと詳しいアニーが訊いているのは俺が参加する事と、今もフレッドとジョージが開催している賭けがもうすでに出来レース≠ニ化していることだろう。
フレッドとジョージの話によれば、倍率は今のところセドリックが一番なのだが、俺はロナルド・ウィーズリー≠ノ賭けた。……その時点で九割九分九厘俺の選出が決まっている。
しかも、これはアニーに言ってない事だが──だめ押しとばかりに、“確率隔離食感”で確率も操作してあり、最早出来レースや茶番としか言いようがない状態だ。
……賭けたのは単なる小銭稼ぎのつもりなので、因果の確定化≠ヘあくまでも副産物的なものでしかないが…。
閑話休題。
その集まりはダンブルドア校長が来るまで続き、マジックアイテムの件がバレたので当然の事ながら以降の日は年齢線≠ヘ常道的な手段──17歳以上しか越えられなくなった。
「……くくっ」
しかし、そこにほくそ笑む者が居た。……俺だ。
マジックアイテムのレンタル料が
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