【ハリー・ポッター】編
200 四年目のホグワーツ特急
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
れもひらひら≠ェ皆の笑いを誘うローブを渡されたのだ。……ハルケギニア時代にすら着なかったレベルのひらひら≠、だ。
(ここまでくればいっそ、一種のギャグ補正だと割りきるか…)
倉庫≠ノ突っ込んでおくことを固く決意しながら、そう自分を慰めるのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
父さんの愛車(フォード・アングリア)に揺られながら数時間。雨足は今朝からちっとも治まっておらず、母さんとの挨拶もそこそこに駅内へ──そしてホグワーツ特急≠ヨと駆け込んだ。
コンパートメントを確保するなり、代わる代わるびしょ濡れな私服から制服へと着替える。……俺は気と魔力の合一(シュンタクシス・アンティケイメノイン)>氛氈g咸卦法”で咸卦の氣≠練れば水分なんて楽に蒸発させられるが、ここはコンパートメント──密閉された室内なので自重する。
「……さて、手持ちぶさたになったし──いっちょ決闘す(デュエ)≠驍ゥ?」
「いいよ。希望地獄≠フ真骨頂、ボクが見せてあげる」
「あら、アニー。その前にどうせ私のバーン≠ェ火を噴くわよ」
「ふふ、植物≠フしぶとさ、嘗めない方が良いよ」
「……くくく…。俺のジャンクドッペル≠ノ十把一絡げに捻り潰されたのを忘れているらしいな」
軈て全員の着替えも済み、フレッドとジョージはリーと合流したかったらしい為に別れ、ホグワーツに到着するまでの時間を、アニーとハーマイオニーの二人に加え、そこらで捕まえたネビルと遊戯王あたりで潰そうと魔法で手頃なテーブルを出そうとした時、不意にコンパートメントの扉が開く。
――「クィディッチワールドカップを貴賓席で見れると云う一生に一度の経験はどうだったかい、ウィーズリー?」
いつも通りの気障ったらしい声の主は、やはりドラコ・マルフォイで。後ろに控えているクラッブとゴイルも去年と変わらぬ虎の威を借りた狐状態でこちらを嘲笑する様な表情をしていた。
……マルフォイ、クラッブ、ゴイルの見てくれからして狐≠ニ虎≠ェ逆な様な気もするが、きっと気のせいだろう。
閑話休題。
……ちなみ遊戯王云々〜≠セが、いつぞやの麻雀の様にカードのテキストに従う様にプロテクターに魔法が掛けてあり、それに連動して専用のフィールド備え付けの計算機で自動で計算してくれる。ヘルプ機能も備わっていて、いち遊戯王ファンなら挙って欲しがるだろうセットが出来た。……なんちゃってTF≠ニも言い換えられるだろう。しかもカードはその一枚さえ持っていれば双子の呪い≠ナカードを増殖出来るようにもしてあり、まさに魔改造≠ニ云う言葉が一番しっくりくる。
また閑話休題。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ