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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第14話 レーティングゲーム開始!!決めろ一発逆転!!後編
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ッッッ!!!」


 ライザーは最後の叫びを上げて部長の放った紅き滅殺の魔閃光に飲み込まれていきました。そして部長の攻撃が終わるとライザーはもうそこにはいませんでした。


『ライザー・フェニックス様、戦闘不能!よってこのゲーム、リアス・グレモリー様の勝利です!』


 私たちはそのアナウンスを聞いて暫く固まっていましたが次第に私たちが勝ったんだと理解することができました。


「やった……私たちが勝ったんだ……ッッ!」
「「「「やったーーーッツッ!!!」


 私たちは腕を振り上げながら叫びました、私たちあのライザー・フェニックスに勝ったんです!!


「皆ッ!」


 部長は涙を流しながら私たちを抱きしめました。


「本当にありがとう!貴方たちは最高の眷属よ!」
「部長、これであなたは自由になれましたね。僕も嬉しいです」
「ふふっ、良かったわね、リアス。そういってもらえると親友として頑張った甲斐がありますわ」
「私も頑張りましたよ、部長、褒めてください」
「ええ、小猫の仙術も凄かったわ。流石恋する女の子は強いわね」
「勿論です」


 エッヘンと胸を張る私を見て部長達は笑っていました。そうだ、このことを早くイッセー先輩にも報告しなくちゃ!
 そう思って早く帰ろうとしましたが部長に首根っこを掴まれてしまいました。


「こら、貴方が会いに行きたい人がいるのは分かるけどまずは怪我を治さないと。服もボロボロだしそんな状態じゃ女の子として恥ずかしいでしょ?」


 確かに私たちの着ている制服は激しい戦いでボロボロになっています。


「うぅ〜、速くイッセー先輩に会いたいです……」
「本当に吹っ切れたわね、貴方……」


 部長がちょっと呆れたようにジト目で見てきますが仕方ないんです、先輩に会いたいって体が欲してるんですもん。そう言うと部長達はアハハと笑いだしました。もう笑わないでください!!



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side??


 レーティングゲームを観戦するために用意されたVIPルーム、そこにリアスによく似た赤い髪の男性がモニター越しにリアス達を見ていた。


「まさかリアスがライザー・フェニックス君に勝つとは……」


 彼の名はサーゼクス・ルシファー。リアスの実の兄であり冥界に四人いる魔王の称号『ルシファー』を持つ男である。


「サーゼクス様」


 そこに銀髪の女性、グレイフィアが現れた。彼女は魔王サーゼクス・ルシファーの女王であり今回のレーティングゲームで審判役を務めた。


「やあグレイフィア、今は二人っきりなんだからいつもの口調でもいいんだよ?」
「そうはい
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