暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第14話 レーティングゲーム開始!!決めろ一発逆転!!後編
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…」


 あれから何分、いや何十分戦っているのでしょうか?それが分からないくらいの時間が流れていました。何度も何度もライザーに攻撃を繰り返してきましたが流石にこちらも消耗が激しいです。祐斗先輩も朱乃先輩も身体中に火傷を負ってボロボロの状態です……


「皆……」


 部長も後ろで心配そうに私たちを見ています。


「リアス、あれだけ大口を叩いたくせに自分は安全な後方で見学か!グレモリー家は慈愛に満ちた一族と聞いていたがとんだ白状者だな!」
「ッッ!」


 部長はライザーの挑発を聞いて前に出ようとしましたが踏みとどまりました。


「何だ!臆病風に吹かれたのか?これだけ言われても言い返しもしないのか?つまらない女だな!!」


 ライザーは尚も部長を挑発しますが部長は歯を食いしばって耐えています。


「さっきから煩いですわ、焼き鳥はよく泣きますのね」
「な、何だと!?」
「同感だね、貴方ごときの相手に部長が出てくる必要はないよ」
「はい、焼き鳥の相手は私たちだけで十分です」
「き、貴様ら……ッッ!!?」


 私たちは逆にライザーを挑発します。相手も強気でいますが先程から再生する速度が落ちてきています。
 部長の話によればフェニックスを倒す方法としては再生できないほどの一撃を与えるか精神的に追い詰める方法があるそうです。回復する速度が落ちた、つまり今ライザーは精神的に追い詰められている状況だということです。


「もうお遊びは終わりだ!そろそろケリをつけてやる!」


 ライザーは炎を纏った拳を振り上げて私に向かってきました。回避しようとしますが火傷のせいで体が上手く動きませんでした。私は腕を組んで防御の体制を取ります。


「ぐうう……ッ!」


 両手が焼かれ激しい痛みが走りますが何とか防御できました。でもライザーは追撃で私に攻撃しようとしました。


「させませんわ!」


 でも朱乃先輩が雷を放ってライザーを引き離してくれました。


「小賢しいッ!!」


 でも朱乃先輩はライザーに殴られて吹き飛んでしまいます。


「そこだ!」


 祐斗先輩が一瞬の隙をついてライザーの右腕を斬り飛ばしました。でも左の腕で首を掴まれてしまいました。


「燃えろ!!」


 ライザーは左手から炎を出して祐斗先輩を吹き飛ばしました。


「このぉッ!!」


 私は背後から殴りかかりますがライザーは攻撃をかわして私の首を再生した右腕で掴んで宙づりにしました。


「ぐうぅ……」


 徐々に力を込められていき私の意識が薄れていきます。


「もう諦めろ、そうすれば助けてやるぞ?」
「……お断
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