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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第14話 レーティングゲーム開始!!決めろ一発逆転!!後編
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ーレムものに妹はつきものだろう」などと訳の分からない事を言うので渋々特別な方法で眷属になっているにすぎませんわ」
「そ、そうなんですか……」
見た目より苦労されているのかもしれませんね……
「久しぶりねレイヴェル、貴方が戦車を引き連れてきたのは私たちと戦う為かしら?」
「いいえ、さっきも言いましたけど私は無理やり兄の眷属に入ったので正直この婚約もどうなろうと興味はありませんわ。私は兄の伝言を貴方方に伝えに来ただけですわ」
伝言ですか?一体何でしょうか?
「『俺は新校舎の屋上で待っている』……伝える事はそれだけですわ」
「屋上に……ライザーが直接出てきたというの?」
「貴方方は兄が出る間もなく終わる、それが最初の考えでした。でも貴方方は一人も欠けることなく女王すら倒した。これにはお兄様も、そして私も驚いていますのよ?」
「……」
「それでも貴方方は兄には勝てないでしょう。フェニックスの不死身の力はどんな攻撃でも崩せない。最初から貴方方が勝てる要素何てなかった、いわば出来レースという事ですわ」
レイヴェル・フェニックスはクスクスと笑いながら話す。でも部長は毅然とした態度で話し出した。
「……だから何だというの?」
「はい?」
「不死身の力?出来レース?そんな事分かっているわよ。相手は何度もレーティングゲームを続けてきた経験者、それに比べて私は初のレーティングゲームで眷属の数も経験も負けている。これで勝てると本気で思うならバカだと思うわ」
「ならどうしてそこまでして戦うのですか?」
「この子たちは私の我儘に文句も言わず従ってくれた。何の得もないのに私たちの為に動いてくれた人たちがいた。もうこれは私だけのゲームじゃない。私の為に戦ってくれた、協力してくれた人たちの為にも勝てないなんて諦める訳にはいかないのよ」
「……唯の感情論ではありませんか、誇りある貴族とは思えない発言ですわね」
「私もそう思うわ。それに貴方のお兄さんは私の眷属を気にいちゃってね、無理やり自分の物にしようとしてるのよ」
「ああ、そこの白髪の子ですわね。兄は大層気に入ったようですわよ?リアス様の話よりその子の事ばかり話すんですもの」
レイヴェル・フェニックスの話を聞いて寒気がした、まさかそこまで気に入られているなんて思っていなかったからだ。
「でも残念、この子にはもう既に想い人がいるの。私も相手の男の子を気に入ってる、だからこそ二人には結ばれてほしいの。その為にも絶対にこのゲームを勝って見せるわ」
「部長……」
部長にそこまで思って頂けるなんて……本当に嬉しいです。
「……なら私に見せてくださいまし。貴方方の思いの強さを……」
「ええ、そこで見ていて頂戴、私たち
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