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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第14話 レーティングゲーム開始!!決めろ一発逆転!!後編
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いるのは私とイッセー先輩だけです。
「それで小猫ちゃん、話って何だ?」
「先輩は覚えてますか?修行していた10日目の夜に話したことを……」
「ああ、レーティングゲームを終えたら話したいことがあるって言ってたよな」
先輩、ちゃんと覚えていてくれたんですね……
「もしかして今から話したいことってそのことか?」
「はい、先輩には知っていてほしいんです、私の正体を……」
私は頭に耳を、お尻に尻尾をだしてイッセー先輩に見せます。
「それは猫又の尻尾と耳……小猫ちゃんは猫又だったのか」
「知っているんですか?……はい、私は猫又という妖怪です。それも稀な存在である猫?の末裔です」
「猫?……」
それから私は幼少の頃から各地を姉と共に彷徨っていた事、その姉と離れ離れになってしまった事、そしてリアス様の眷属になったことを全部話しました。
「……苦労していたんだな、小猫ちゃん」
「……先輩は私を怖いって思わないですか?」
「思わないよ。俺だって神器を持ってるから迫害される者の気持ちも分からなくはない。それに……」
先輩はそっと私を包み込むように抱きしめてくれました。
「言っただろう?俺にとって重要なのは『塔城小猫』という一人の少女と出会えたことが一番嬉しいんだ。だから小猫ちゃんが妖怪でも関係ない、寧ろその耳と尻尾は可愛らしいと思う。小猫ちゃんによく似合ってるよ」
「先輩……はい」
嬉しい……私はイッセー先輩と会えて本当に幸せです……でも今の私はちょっと欲張りになっちゃいました。このまま先輩と後輩の関係は嫌です。今ならチャンスですし……うん、今こそ先輩に想いを伝えます!
「あの先輩……私、もう一つ先輩に言いたいことがあるんです」
「ん、何だ?」
「あの……私、私……先輩の事が……す、す……好……ッッ!」
ガシャンッ!
ふわっ、何でしょうか!?何か扉から音がしたのでそちらを見てみると……
「…………」
「…………」
扉からこっそりとこちらを見ている部長たちと目が合いました。
「……どうしてここにいるんですか?」
「……その、気になっちゃったからつい……」
「……」
「……えへ、ごめんね」
……ふふふっ、そうですか、気になっちゃっいましたか……
「もーーーッッッ!!!何やってるんですかーーーッッッ!!!」
「ご、ごめんなさい!でもね小猫、私は止めようって言ったんだけど朱乃がどうしても見たいって……」
「ちょっと、確かに言い出したのは私ですけどリアスだってノリノリじゃなかったかしら?」
「そ、そんなことないわよ!」
「ううっ、部長に言われたからって親友と妹
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