暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第14話 レーティングゲーム開始!!決めろ一発逆転!!後編
[2/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
見ている、私は妄想を消してキリッとした表情になる。


「何でもありません、心配かけてごめんなさい」
「そ、そう?それならいいのですけど……」


 朱乃先輩は若干怪しむかのように目を細めたが直に笑顔を浮かべた。ふう、危ない危ない。ゲーム中にこんなことを考えてしまうなんて……これは先輩に責任を取ってもらわないといけませんね。


「小猫ちゃん、そろそろリアス達との合流場所に着くから急ぎましょう」
「はい、行きましょう」


 思考を切り替えて朱乃先輩と共に合流場所まで走りました。合流場所には部長と祐斗先輩がいました。


「朱乃、小猫、お疲れ様。そっちも無事で良かったわ」
「リアスこそ無事で何よりですわ」


 私たちはお互いの無事を喜び合い今の状況を話し合いました。


「なるほど、相手の女王を倒したのは小猫だったのね。本当に凄いわ、やっぱり恋する女の子は強いのね」
「あ、ありがとうございます……」


 改めてそう言われると恥ずかしいですね……まあその通りなんですけど。


「小猫ちゃんも強くなってるし僕もウカウカしてられないな」
「私ももっと精進しないといけませんわね、じゃないと女王の座を小猫ちゃんに取られちゃいますわ」
「そ、そんなに褒めないでください……」


 私は顔を真っ赤にして手で隠しました。


「うふふ、でも事実よ。貴方たちのお蔭でここまでこれたんですもの。朱乃、祐斗、そして小猫。これだけは言わせて頂戴、私の眷属になってくれてありがとう」
「部長、そう言ってくださるのは光栄ですがそれはライザー眷属に勝ってからにしましょう」
「そうですわ、貴方を本当に自由にしてからまた言ってほしいですわ」
「そうね、ちょっと早かったわね。なら早くライザーを倒して改めて言うわね、さあ行くわよ!」
「あらあら、勇ましい事ですわね」


 私たちが先を行こうとすると何者かが話しかけてきた。声がした方を見るとドレスを着こんだ金髪の少女と顔を半分隠すような仮面を付けた女性が立っていた。あれはライザー眷属の僧侶と戦車でしたね。


「ご機嫌ようリアス・グレモリー様、そして眷属の方々は初めてお会いいたしますわね。私はレイヴェル・フェニックス、兄であるライザー・フェニックスの僧侶をしています。以後お見知りおきを」
「同じく私は戦車のイザベラ。レイヴェル様の護衛をしている」


 えっ?妹……?どういう事ですか?ライザーはどうして実の妹を僧侶にして……もしかしてそういう趣味なんでしょうか?だとしたらドン引きなんですが……


「そこの白髪の貴方、今不快な想像をいたしましたわね?」
「い、いえそんな……」
「言っておきますが私にそんな趣味はございません。兄が「ハ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ