315部分:第二十六話 袁紹、劉備を迎えるのことその七
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こう公孫賛に話すのだった。
「やっぱりね。そっちの方がね」
「そうだな。だが御前自身はそれに対して己を立てようとは思わないのだな」
「全然。そんなことは」
思わないというのだった。
「思ったことないし」
「やれやれ。相変わらず欲のない奴だな」
今度は溜息と共の言葉だった。
「だがそうだからこそいいのかもな」
「いいのかな」
「いいのだ。御前はそれでいい」
劉備の顔をだ。微笑んで見ていた。
「だからこそいいのだ」
「そうなんだ」
「まあ今は飲んで食べよう」
公孫賛はこれで話を一旦切った。そのうえで話した。
「明日の為にな」
「うん、それじゃあ」
「それにしても」
ここでまた孔明が言った。
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