戦闘校舎のフェニックス
夜這っすか?
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一生後悔することになるぜ?・・・今はこれで勘弁してくれ」
リアスの背中を優しく叩く。
俺が小さいころ、腕の骨を骨折して大泣きしてた時に母がしてくれた行いだ・・・これ結構落ち着くんだよな〜。
「ありがとうトーヤ。私も家の事情を聴いて冷静さを失ってたわ」
「今後二度と無いよう頼む」
そう言いリアスと離れると、着替え始めたので後ろを向き耳を塞ぐ。
すると再び床に魔方陣が出現した。今度は誰だ? ってかコレ他の奴らに見られたらヤバくね!?
内心焦っていると、現れたのはオカルトメンバーではなくメイドだった。
俺とリアス見て口を開こうとしたが、先にリアスが話し出した。
「大丈夫よグレイフィア。トーヤとも何もなかったわ」
「トーヤ? この方が・・・」
「ええ。神器を所有してる人間・・・私たちに協力してくれているわ」
「そうですか・・・はじめまして。私はグレモリー家に仕えるグレイフィアと申します。以後お見知りおきを」
「こちらこそ。神咲棟夜と申します。よろしくお願いします」
互いに挨拶をすると、部長が聞き出す。
「話は私の根城で聞くわ。朱乃も同伴で良いわよね?」
「雷の巫女ですか? 構いません。上級悪魔たる者、傍らに女王を置くのは常ですので」
頷くと俺に近づいてきて頬にキスをしてきた・・・って待てい!
頬を押さえ後ろに下がる俺を面白そうに笑みを漏らす。
「迷惑をかけたわね。トーヤ。明日部室で会いましょう」
別れを告げ、グレイフィアさんと共に魔方陣で消えた。
「トーヤさーん。ご飯たべますかー?」
アーシアが部屋に来るまで俺は立ち尽くしていた。
翌日。アーシアと小猫と一緒に登校中、欠伸をかみ殺す。
寝る直前、黒歌が部屋に来て『女の匂いがするにゃーーーーー!!』と騒ぎ出した。匂いに敏感すぎだろう・・・。
あの後、黒歌と小猫、アーシアに説明して納得してもらうまで時間がかかり、オマケに添い寝したおかげで寝不足だチクショウ。
「大丈夫ですか?」
「ああ・・・少し寝不足なだけだ」
アーシアに答え、学園に着く路地で・・・。
「イッセェェェェェッ!!」
「貴様って奴はぁぁッ!!」
反対側から来た一誠が、後方から走ってきた松田にラリアットを喰らい倒れこんだ場面に出くわした。後から来た元浜も一緒でキレていた。
「な、何? 朝から過激だねキミ達」
「ふざけるな! ぬわぁにがミルたんだ! どう見ても格闘家の強敵じゃねぇか!」
「しかも何でゴスロリ着てるんだ、最終兵器か!?」
二人はこれまでに無いほどの怒りをぶつけていた。一誠・・・何をしたんだ。
「ほら、魔女っ子に憧れてる可愛い男の子だっただ
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