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英雄伝説〜灰の軌跡〜
第19話
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ィル軍の中で今回の戦争―――メンフィル・エレボニア戦争を和解へと持って行く為にこの戦争に参戦している人がいる話を。」

「確かにその話も口にしていたが何故このタイミングで………―――!まさか……ルーファス君を討った人物は今回の両帝国間の戦争を手柄をたてる事で和解へと持っていこうとしていた人物なのかい?」

レンの問いかけに戸惑いの表情をしていたオリヴァルト皇子だったがすぐに察しがつき、驚きの表情でレンに訊ねた。

「またまた、大正解♪その人物が貴族連合軍のナンバー2であり、知恵袋であった”総参謀”を討つという大手柄をあげた事で、今回の戦争による今までの手柄も合わせてエレボニア帝国侵略の為のメンフィル軍を率いている”総大将”であるパパ――――リウイ・マーシルン大使に直々に表彰と同時に”褒美”である両帝国間の戦争を和解へと持っていく事を叶えてもらったのよ♪」

「ええっ!?それじゃあ、本当にメンフィル帝国はエレボニア帝国との和解に向けて動く事になったのですか……!?」

レンの答えを聞いてある事を察したトワは信じられない表情でレンに訊ねた。

「うふふ、和解に向けて動くも何も、”既にエレボニア帝国との和解調印も完了しているわよ♪”」

「和解調印も既に完了しているですって!?一体どういう事よ!」

「エレボニア帝国の代表者であるユーゲント皇帝陛下もいないのに、どうやって和解調印を完了したんだ……!?」

「エレボニア帝国の代表者……そう言えばメンフィル帝国は貴族連合軍によって幽閉されているユーゲント皇帝陛下を含めたアルノール皇家の方々の居場所も掴んでいるとレン皇女殿下は仰っていましたわよね?」

「!まさか………メンフィル帝国は”パンダグリュエル制圧作戦”か、その後に行われた作戦で貴族連合軍によって幽閉されていた皇帝陛下達の中のどなたかを捕虜にして、メンフィル帝国が用意した和解条約書に調印させたのですか!?」

レンの説明を聞いたサラとトヴァルは驚きの声を上げ、シャロンが呟いた話を聞いてある事を察したクレア大尉は厳しい表情でレンに訊ねた。

「うふふ、その件も含めて今回の戦争の結末についての説明をちゃんとしてあげるから、”パンダグリュエル”の甲板に来てもらえるかしら?甲板に着陸した後は案内の人がオリビエお兄さん達をパンダグリュエル内にいるレンがいる場所まで案内してもらう手筈になっているわ。」

「ハハ……よりにもよって貴族連合軍の旗艦であった”パンダグリュエル”に”カレイジャス”を着陸させるなんてね………わかった。ちなみに”パンダグリュエル”は今どこにいるんだい?」

レンの話を聞いて疲れた表情で呟いたオリヴァルト皇子だったがすぐに表情を引き締めてレンに訊ねた。

「現在はバリアハート空港に停泊している
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