ガンダムW
1726話
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意味が分からないと呟く連中に、改めて口を開く。
「転移した世界がどのような世界なのかというのは、それこそ実際に転移してみるまでは分からない。実際、転移した先では戦闘の真っ只中というのも普通にあったしな」
おかげでブリッツと……何よりマリューという恋人を手に入れる事が出来たのだから、結果的には万々歳と言うべきなんだろうが。
あんな場所に何も知らない相手を突っ込ませるような事をするのは、それこそ死んでこいと送り出すようなものだろう。
「その、言っている意味が……死ぬという意味では、アクセル代表も同じなのでは? いえ、寧ろ一国家の長ならば、それこそ真っ先にアクセル代表がそのような真似をしてはいけない人物のような気がするのですが」
ドーリアンの言葉に、周囲の者達が頷く。
俺の話を聞いている間に、次第に皆が我に返ってきているのが見て分かる。
これはいい傾向なのか、悪い傾向なのか……いや、いい傾向と考えてもいいだろう。
特にこのW世界との間に友好関係を結ぶのであれば、シャドウミラーという、俺が言うのも何だが非常識な存在に慣れて貰う必要があるのだから。
「そうだな、それは間違っていない。……いや、普通ならそれこそドーリアンが言う通りに正しいだろう。例え魔法という存在があったとしても、死ぬ時は死ぬんだし。けど……俺の場合は話が違う」
一旦言葉を止め……その決定的な一言を口に出す。
「俺は不老で……それどころか半ば不老不死に近いと言っても過言ではないからな」
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