その発想は無かった!梅酒カクテル&梅料理特集・2
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ってねぇし、かなり酔いが回ってきて、声のボリュームが調整出来なくなって来ている。そろそろ止めさせる潮時だろう。
「お前……べろべろじゃねぇか。そろそろ止めとけ、明日の出撃に響くぞ?」
「うにゅ〜、むちゅきはまだ飲めるのれす!」
皐月に止めさせようと思ったら、皐月はカウンターに突っ伏して寝息を立ててやがる。
「飲ませてやるクマ提督」
カウンターの隅で飲んでいた奴が口を挟んできた。
「球磨か……あのなぁ、二日酔いで苦労するのはコイツらなんだぞ?それに出撃の割り振りにも影響出るしな」
「だからクマ。酒での失敗は経験しないと覚えんクマ、遠征の割り振りは大淀と相談してなんとかするから大丈夫クマよ」
まぁ、明日の遠征旗艦の球磨がそこまでいうなら飲ませてやるか。
「あ、球磨にも何かツマミを作ってくれクマ」
注文のついでだったか。先に睦月の分のカクテルを仕上げてから、球磨のツマミだな。
《和風なのにハワイアン!梅酒チチ》
・梅酒:60ml
・ココナッツミルク:20ml
・パインスライス:75ml
・パイナップルジュース:60ml
※飾りとしてパインスライスやカットオレンジなど
チチといえばウオッカベースのトロピカルなカクテルだが、実は梅酒をベースに作っても美味い。材料を全てミキサーに入れて、滑らかになるまで撹拌。氷の入ったグラスに移して、フルーツを飾り付けてストローを刺せば完成だ。ウオッカベースの時には氷を入れてフローズンぽくしてもいいんだが、如何せん梅酒ベースだと薄まりすぎる可能性があるんでな。そこは注意してくれ。
「ほらよ」
「わ〜い!」
真っ赤な顔で無邪気にチチを啜る睦月。明日どうなっても、俺は責任取らんからな?さてと、お次は球磨のツマミだったな。球磨も梅を使った軽い料理との注文だったので、一風変わった梅和えを作るとしよう。
《トマトと豆腐の梅クリームチーズ和え!》※分量2人前
・木綿豆腐:1/2丁
・ミニトマト:3個
・万能ネギ:2本
・クリームチーズ:50g
・鰹節:適量
・梅干し:2個
・ごま油:大さじ1
・醤油:大さじ1
・みりん:大さじ1
さて、作っていこう。普通梅和えというと葉物野菜が多いが、今回は洋酒にも合う梅和えに仕上げてみた。
木綿豆腐はしっかりとした食感が欲しいので、しっかりと水気を切っておく。
トマトはヘタを取って4等分、万能ネギは小口切りに。クリームチーズは1cm角に刻み、梅干しは種を取り除いて粗く叩いておく。
梅だれを作るぞ。ボウルに叩いた梅干し、ごま油、醤油、みりんを加えてよく混ぜる。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ