黒衣を狙いし紅の剣製 03
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には苦労してるって言ってたし。特に呼び方とかで
「そんなことないですよ。レヴィさんは頭だって良いじゃないですか。私達魔導師のために毎日デバイスとかの研究をしてくれてますし。私、レヴィさんのこと尊敬します!」
「スバるん……スバるんは良い子だね! よし、今日はボクがおごっちゃおう。好きなだけ食べると良いよ!」
「え、いいですか?」
「漢に二言はない!」
いやいや、レヴィさんはどこからどう見ても女でしょ。その大きな胸じゃどう頑張っても性別を逆に見せるのは無理でしょうから。
「どったのティナなん? そんなにボクのこと見て……あっ、スバるんだけにおごるって思って拗ねてるんだな。ティアなんの分もおごるに決まってるじゃん。拗ねるな拗ねるな」
「いえそうではないんですが……でもありがとうございます」
「うんうん、素直が1番。シュークリーム何個食べる? 10個くらい?」
「1個……2個でいいです」
ここのシュークリームが美味しいのは知ってますし、他のお菓子も美味しいですけど……レヴィさんやスバルと違って私は普通なんです。10個も入るわけないじゃないですか。
大体……そんなに食べたら太っちゃうし。別に誰かに綺麗になったとか言ってほしいわけじゃないけど、色んな人と顔を合わせるだってある仕事だし。私だってあと何年かすれば20歳迎えるわけだしね。少しは見た目も気にしないと……
「ティアって本当少食だよね。レヴィさん……ちなみに10個以上行っても?」
「オッケー! ティアなんは本当に2個でいいの? もっと食べてもいいんだよ?」
「いえ、2個で大丈夫です。あまり食べると……太りますし」
「そっか。ティアなんは大変だね〜、ボクは体重なんて気にしたことないよ」
うぐ……
この人は悪気はないんだろうけど、別にそういうこと言わなくてもいいと思うのは私だけ?
フェイトさんもそこまで体重を気にしたことないって言ってたような気がするけど、あの人の場合は食べる量も少ないから別に良いと思う。
だけど……この人の食べる量はスバルにも負けない。なのに何で太らないわけ? 摂取したカロリーはいったいどこに消えてるって言うのよ。まあ可能性としては……
「ティアなん? その視線からして……ボクのおっぱいを見てるんだね!」
「え、あっいえ別に……あのレヴィさん、女性しか居ないとはいえ……そういうことを堂々と言うのはどうかと」
「えー別にいいじゃん。元はと言えば、ティアなんが見てたのが原因なんだし。というか、ティアなんは凄いね」
「はい? 何がですか?」
「何って……ボクのおっぱいが大きくなったのに気が付いて見てたんじゃないの?」
……はあぁぁぁぁあッ!?
そりゃあ食べた分の栄養は胸に行ってるんじゃないかって思ったわよ
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