303部分:第二十五話 公孫賛、同行を願い出るのことその七
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そのうえでだ。劉備達とも離れる。背中を向けているがそこには三日月があった。
三日月を見てだ。劉備はここでも言った。
「草薙さんの太陽と違うのね」
「そうよ。草薙は太陽よね」
また神楽が話す。
「けれど八神はね」
「月なんですか」
「草薙家は日輪、八神家は三日月」
この二つの違いがそのまま両者の違いだった。
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